平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を、令和を迎えた日本を舞台に繰り広げます。

喫茶店かと思ったらコーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

またてくてくてくてく歩いて、あれ?見逃したかな?と思う頃にやっと現れた、次の目的地はこちら。
コーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

画像1: 喫茶店かと思ったらコーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

シャッターも半分閉まってるし、あんまりにも周りに何もないし、これはさすがに閉業してしまったかな~?と近づいてガラス扉に手をかけてみると…開いた!開きました!
こんにちは~と声をかけてみると「え?何しに来たの?」とマダムがびっくりしながら出てきました。

画像2: 喫茶店かと思ったらコーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

以前はあちこちの喫茶店に豆を卸していたそうなのですが、「お父さんがやっていたんだけど、もう亡くなって、私はあんまりよくわからないのよ~」と。今は昔からのなじみのお客さんが通ってくれるから、家にいるときは開けてんの。ということだそうです。

画像3: 喫茶店かと思ったらコーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

コーヒー豆を注文すると、びっくりするほどの手早さで豆を挽いてくださいます。
のんびりしたおしゃべりからは想像もできない早業でした…

画像4: 喫茶店かと思ったらコーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

こちらの「石川ブレンド」を買って帰り、焙煎士の友人に淹れてもらって味の特徴を聞いてみました。
「オーソドックスなマイルドブレンド。軽やかな苦みがあるコクのあるコーヒー。コロンビア・ブラジルを主体とした昔ながらのブレンドという感じです!

画像5: 喫茶店かと思ったらコーヒー豆の販売店「石川コーヒー」

今でもこちらのコーヒーを飲める喫茶店は1軒あるそうなのですが、「どこかは内緒。」とのこと。利きコーヒーと純喫茶巡りに自信のある方、ぜひ見つけて教えてください!

★協力:Footsteps Coffee

2週にわたって東長崎の街をお散歩してきましたが、ここまで歩いたらそろそろ次の街に着くのが東京のいいところ。次週は私と亀ちゃんがよく知っているはずの、お隣の駅をご紹介します。
次回更新は8月23日(金)の予定です、お楽しみに♪

モデル:亀(ギタリスト)

画像: twitter.com
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ギタリスト。ぐしゃ人間での活動に加え、サエキけんぞう率いるジョリッツ、知る人ぞ知る伝説のバンド猛毒(活動休止中)、リアル3区(活動休止中)等に参加。サポートギタリストとしても活動。
エログロ、ガロ系、昭和の純文学を好み、ぐしゃ人間のボーカルである実妹とハムスターやモルモットを飼育。

★出演情報★
【ぐしゃ人間】
9/1(日) ぐしゃ人間企画@吉祥寺NEPO(ジョリッツ3としても出演)
9/13(金) 新宿WildSideTokyo
10/12(土) 三軒茶屋ヘブンズドア
10/14(月祝) 池袋手刀
12/21(土) ぐしゃ人間企画@池袋手刀

【ジョリッツ】
9/28(土) 横浜クラブセンセーション

【真剣に解散を考えている。】
10/5(土) 本八幡Route14 ※ギターで参加

写真・文:L'amrita(ラ・ミュリタ)

写真家・齋藤真理と文筆家・早川瑞穂からなる創作ユニット。なんでもない毎日を、ちょっとロマンティックに、ノスタルジックに。『すべてのひとがそれぞれの物語の主人公』をテーマに活動する女性ふたりの創作ユニットです。昭和レトロ、ヴィンテージ、60年代~70年代の音楽や映画など、ふたりの趣味を活かした懐かしくて温かみのある雰囲気の作品作りを得意としています。

画像: www.lamrita.tokyo
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L'amrita(ラ・ミュリタ)をもっと知りたいあなたに・・・

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