平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を、令和を迎えた日本を舞台に繰り広げます。

ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

この日最後に訪れたのは「喫茶・軽食グリーンアップル」
高円寺駅南口から徒歩3分、私もよくライブを見にやってくる大好きなお店です。

画像1: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

オレンジ色を基調としたレトロポップな空間で、おしゃれなんだけどなぜかとっても落ち着けてしまう不思議な雰囲気。
なんかカフェっぽい~と侮るなかれ、ここのサウンドはモノホンですゾ。
ELKやTEISCOなど昔の日本映画に出てくるようなアンプがずらり。出演されていたバンドの方も、なかなかこんないい機材でライブできないよ!とおっしゃっていました。
国産ビンテージ中心にセッティングされたこのお店で聴くバンドサウンドのゴキゲンさは、あまり音楽的なことには詳しくない私でもさすがにわかる!というほどです。

画像2: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

この日はイベントが入っていないパブ営業の日ということで、ゆっくりおしゃべりを楽しみながらお食事させていただきました。

画像3: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

一見カレーのようなラムの煮込みはトマトベースでほんのちょっぴり辛く、初めて食べて大好きになっちゃった!
アボカドサラダどんぶり、メキシカンどんぶりも具がたっぷりでおいしくヘルシー。これがライブスポットで食べられるなんて本当にうれしい限り…

画像4: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

最後の予定ということで、食後はリキュール入りの紅茶を。ちょっぴり大人のフルーツティという感じで夕食後の1杯にぴったりです。

画像5: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

バリバリの60'sイベントでゴーゴーを踊りまくるのもよし、歌を聞かせるバンドをゆるくじっくり楽しむのもよし、レコードの音をBGMにゆっくりご飯を食べるのもよし。

画像6: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

店主のエミリーさんの素敵なセンスに溢れたグリーンアップルで、音楽もおしゃれも、おいしいものも大好きな、さくらこちゃんと私たちの楽しい夜が更けてゆくのでした…

画像7: ポップでサイケな音楽空間「喫茶・軽食グリーンアップル」

私たちみんながなじみの深い中野・高円寺の街で、新しい発見をしたりなじみのお店でのんびりしたり、まるまる一日遊びつくした、さくらこちゃんとのシリーズも今日が最終回。
次回更新は7月12日(金)です。次は誰と、どんなところに行こうかな?お楽しみに♪

inspired by
「時には母のない子のように」
昭和44年
作詞 寺山修司
作曲 田中未知
編曲 山屋清
歌 カルメン・マキ

「涙のオルフェ」
昭和43年
作詞 寺山修司
作曲・編曲 鈴木邦彦
歌 フォーリーブス

モデル:山田桜子(女優)

画像: banyuinryoku.wixsite.com
banyuinryoku.wixsite.com

山田桜子
演劇実験室◉万有引力 所属の俳優。
2016年の入団以降すべての公演に出演。
主な出演作に 『説経節の主題による見世物オペラ 身毒丸』『レミング-壁抜け男-』
『幻想市街劇 田園に死す』など。
今後の予定として 7月に武蔵野美術大学にて 寺山修司・天井桟敷の代表作『奴婢訓』を上演。
その後10月にポーランド公演、12月に香港公演を予定している。
詳しい出演情報については以下をクリック。

写真・文:L'amrita(ラ・ミュリタ)

画像: www.lamrita.tokyo
www.lamrita.tokyo

写真家・齋藤真理と文筆家・早川瑞穂からなる創作ユニット。なんでもない毎日を、ちょっとロマンティックに、ノスタルジックに。『すべてのひとがそれぞれの物語の主人公』をテーマに活動する女性ふたりの創作ユニットです。昭和レトロ、ヴィンテージ、60年代~70年代の音楽や映画など、ふたりの趣味を活かした懐かしくて温かみのある雰囲気の作品作りを得意としています。

This article is a sponsored article by
''.