平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を、令和を迎えた日本を舞台に繰り広げます。

啼き止むウミネコの声を
遠雷が追いかける
頬を打つ雨を
避ける気にもならない

思い出のあの曲を
ジュークボックスが歌い続ける
ダンスを誘う声に
席を立つ気にもなれない

聞こえないあなたの声を
エレキの中に探しても
永遠の恋なんて
歌のなかだけと知った夏

画像: 昭和歌謡を訪ね歩く「昭和という名の残照に」By L'amrita 金沢八景で「そんなヒロシに騙されて・夏をあきらめて」の巻 第4回

This article is a sponsored article by
''.