ライカI型以前のプロトタイプとなるのライカ0型が2025年6月に開催される第46回ライツ・フォトグラフィカ・オークションに出品される予定。
ライカ0型というカメラは今年誕生100年を迎えるライカI型の2年前に造られたプロトタイプ。シリアルナンバーは101〜125で、現存が確認されているのは半数ほどという。

ライカ初の市販モデルとなるライカI型より2年前に造られたライカ0型
そのごくわずかしかない希少なライカ0型のシリアルナンバー112(Leica 0-series No.112)が、今年6月にドイツ・ウェッツラーのライツ・パークで開催されるライカ100周年記念イベントの一つである第46回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」で出品されることになった。
このナンバー112は当時、オスカー・バルナックが所有した個体という。

シリアルナンバー112はオスカー・バルナックが所有したものという
過去にも出品されたライカ0型は、2018年に開催された同オークションで「Leica 0-series No. 122」が240万ユーロ(落札手数料を含む)で落札。
さらに2022年の同オークションで「Leica 0-series No. 105」が1440万ユーロ(落札手数料を含む)で落札されている。
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