川田喜久治作品展が1月20日(水)より東京・東麻布のPGIで開催される。3月13日(土)まで
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展示会概要
川田喜久治の1965年に刊行されたデビュー写真集「地図」は、センセーショナルな驚きとともに、作家の評価を決定的なものにした。時代のオブジェを繰り返し見せることで、敗戦という歴史の記憶を、強烈なインパクトとともに記号化した作品。
1998年からインクジェットによる作品制作を続けているが、2019年より、「地図」を和紙にプリントすることを始めました。自身の処女作への終わりなき探究心は驚くべきものがある。過去のトリミングを放棄し、つまびらかになったイメージ。
デジタルにより銀塩では再現し得なかった情報が露わになった。本展では、これらのプリントから約30点を展示。