「生息環境を取り入れた美しい写真」をテーマに撮影を続ける滋賀県在住の野鳥写真家・水中伸浩氏待望の初写真集が青菁社より発行された。サイズは縦195mm×横220mm。72ページで掲載作品は52点。定価は本体1600円+税。
水中(みずなか)さんは時間を掛けたからこそ撮れる写真もあると信じて貫いてきたスタイル。時には鳥そのものよりも重視する背景へのこだわり。絵作りに不必要と思われるものは何としても入れない、その細部まで考えられた美しい野鳥写真の数々は必見だ。
水中伸浩(みずなかのぶひろ)さんプロフィール
1961 年京都生まれ 滋賀県在住。地元のフィールドを中心に野鳥撮影を続ける。身近な普通種こそ大切にし、できるだけ美しく、魅力的に撮ることを心掛けている。近年は1 年の大半をゴイサギ撮影に費やしている。日本自然科学写真協会(SSP) 会員。オリンパスカレッジ講師。