「これ1本で開放F1.7の単焦点レンズ5本分をカバー」と謳う大口径標準ズームレンズ、パナソニックのマイクロ・フォーサーズマウントレンズ「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.」を写真家&映像クリエーターの上田晃司さんが実写でその印象、実用性を語ってくれた。
■撮影機材:パナソニックG9 PRO、GH5

動画撮影にも重宝する画角と便利な機能を備える!

動画撮影時においても本レンズは役立つ。実は動画撮影では時間に制約がありレンズ交換があまりできないことが多い。そういったこともあり明るいズームレンズは重宝する。時間に制約がある状況下でも瞬時に絶妙な画角調整ができる上、ズームしてもF値が変化しないため非常に使い勝手が良い印象だ。

画像: ▲本レンズなら映画のワンシーンのような撮影が写真でも動画でも可能となる。 ■絞りF4.5 1/1600秒 WB:マニュアル ISO200 35mm判換算36mm相当の画角で撮影

▲本レンズなら映画のワンシーンのような撮影が写真でも動画でも可能となる。
■絞りF4.5 1/1600秒 WB:マニュアル ISO200 35mm判換算36mm相当の画角で撮影

MFでの撮影でもフォーカスクラッチ機構により的確なMF撮影が行え、絞りリングも無段階調整ができるためスムーズな露出調整や被写界深度の調整ができる。本格的な動画用レンズとしても申し分なく使用できる。

画像: ▲絞りリングもクリックレスでスムーズな変更が可能。また、上の写真のようにフォーカスクラッチ機構により距離表示をさせることができ、マニュアルフォーカス撮影の設定も可能だ。

▲絞りリングもクリックレスでスムーズな変更が可能。また、上の写真のようにフォーカスクラッチ機構により距離表示をさせることができ、マニュアルフォーカス撮影の設定も可能だ。

フィルター径は77mmとM4/3システムとしては大きめになるが、前玉が大きいためハーフNDフィルターなど大型のフィルターも使える。よって輝度差のあるシーンなどでしっかりとしたフィルターを活用できるのでイメージをしっかりと作り出すことができるのも魅力だ。

圧倒的な描写力とボケ感をフルに活かしてマイクロフォーサーズユーザーは是非、静止画、動画の作品制作に本レンズを活かしてもらいたいと思う。

撮影と解説:上田晃司さん

画像: 写真家。米国サンフランシスコに留学し、写真と映像の勉強しながらテレビ番組、CM、ショートフィルムなどを制作。帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントを経て、フリーランスのフォトグラファーとして活動開始。人物を中心に撮影し、ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。近年では、講演や執筆活動も行っている。主な著書に「写真がもっと上手くなる デジタル一眼 撮影テクニック事典101」「写真が上手くなる デジタル一眼 基本&撮影ワザ」「ニコン デジタルメニュー100%活用ガイド」などがある。現在、You Tubeで奥様のコムロミホさんと「写真家夫婦 上田家 You Tube始めました!」を展開中!

写真家。米国サンフランシスコに留学し、写真と映像の勉強しながらテレビ番組、CM、ショートフィルムなどを制作。帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントを経て、フリーランスのフォトグラファーとして活動開始。人物を中心に撮影し、ライフワークとして世界中の街や風景を撮影。近年では、講演や執筆活動も行っている。主な著書に「写真がもっと上手くなる デジタル一眼 撮影テクニック事典101」「写真が上手くなる デジタル一眼 基本&撮影ワザ」「ニコン デジタルメニュー100%活用ガイド」などがある。現在、You Tubeで奥様のコムロミホさんと「写真家夫婦 上田家 You Tube始めました!」を展開中!

画像: 写真家夫婦 上田家 Youtube始めました! 自己紹介編 #1 www.youtube.com

写真家夫婦 上田家 Youtube始めました! 自己紹介編 #1

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