ニコンのフルサイズ一眼レフ機のラインナップに、D750の後継機となるミドルクラスの新たなモデル「D780」が登場する。ニコン初の像面位相差AF搭載。2月24日(金)発売予定。

このカメラについて

2014年9月に発売されたD750の後継機。ハイエンドのフルサイズ機D850より小型・軽量で、フルサイズ入門者にとって手に入れやすい価格帯の製品としてラインナップされる。ライブビュー撮影で、ニコン初の像面位相差AFが可能になった。ライブビュー撮影時のフォーカスポイントは273点。D750と比べ、ISO感度は12800から51200にアップ。画像処理エンジンはEXPEED 4から最新のEXPEED 6に進化した。他に4K動画への対応など、各部が細かくブラッシュアップが施されているが、内蔵フラッシュは省略された。画素数もほぼ同等。価格はオープンプライス。

主な特徴

◎強化された51点AFシステム(ファインダー撮影)

◎ニコン一眼レフカメラ初、像面位相差AF採用の273点ハイブリッドAF(ライブビュー撮影)

◎常用感度ISO 51200、高感度で実現するノイズを抑制した高い解像感

◎全画素読み出しのフルフレーム4K UHD動画

画像: 2450万画素 35.9×23.9mm フルサイズ(FXフォーマット)像面位相差AFを可能にするCMOSセンサー

2450万画素 35.9×23.9mm フルサイズ(FXフォーマット)像面位相差AFを可能にするCMOSセンサー

画像: 画像処理エンジンは最新のEXPEED 6

画像処理エンジンは最新のEXPEED 6

画像: ペンタプリズムを使用したファインダーの視野率は、上下左右ともほぼ100%

ペンタプリズムを使用したファインダーの視野率は、上下左右ともほぼ100%

画像: AFセンサーモジュール アドバンストマルチCAM3500 II フォーカスポイントは51点

AFセンサーモジュール アドバンストマルチCAM3500 II フォーカスポイントは51点

画像: 高速連続撮影は約7コマ/秒

高速連続撮影は約7コマ/秒

画像: マグネシウム合金製のボディ外装

マグネシウム合金製のボディ外装

画像1: 各所に防塵・防滴のシーリング

各所に防塵・防滴のシーリング

画像2: 各所に防塵・防滴のシーリング

各所に防塵・防滴のシーリング

ニコン D780

◎撮像素子サイズ:35.9×23.9 mmサイズCMOSセンサー(ニコンFXフォーマット)
◎有効画素数:2450万画素
◎画像処理エンジン:EXPEED 6

◎ISO感度:ISO100~51200
 ステップ幅:1/3。1/2ステップに変更可能
 ISO100に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 50相当)の減感が可能
 ISO51200に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段(ISO 204800相当)の増感が可能
 感度自動制御が可能

◎AE
 ファインダー撮影時:180KピクセルRGBセンサーによるTTL開放測光方式
 ライブビュー撮影時:撮像素子によるTTL測光方式
 いずれも測光低輝度限界:−3 EV、ハイライト重点測光可能

◎静止画のフリッカー低減:可能

◎手ブレ補正機能:レンズ内手ブレ補正レンズシフト方式(VRレンズ使用時)

◎ピクチャーコントロールシステム:
 オート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control (ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)
 ※いずれも調整可能。カスタムピクチャーコントロール登録可能

◎動画
 ・4K UHD (3840×2160)/30p。1920×1080/120p対応
 ・ISO感度:ISO 100~51200(ステップ幅:1/3。1/2ステップに変更可能)。ISO 51200に対し約0.3、0.5、0.7、1、2段(ISO 204800相当)の増感。感度自動制御(ISO 100~Hi 2)が可能。制御上限感度が設定可能
 ・ファイル形式:MOV (映像H.264/MPEG-4 AVC・音声リニアPCM)とMP4 (映像
H.264/MPEG-4 AVC・音声AAC)選択可能
 ・カメラ内タイムラプス動画 (4K UHD対応。露出平滑化可能)
 ・電子手ブレ補正(4K UHD対応)
 ・アクティブD-ライティング (4K UHD対応)
 ・フォーカスピーキング(4K UHD対応)
 ・ハイライト表示対応
 ・Mモード時の感度自動制御可能
 ・フルフレーム 4K UHD(FX時全画素読み出し)

◎AF方式
 ファインダー撮影時:アドバンストマルチCAM3500ⅡオートフォーカスセンサーモジュールによるTTL位相差検出方式
 ライブビュー撮影時:撮像素子によるハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF)
 ※いずれもAF微調節可能

◎フォーカスポイント:
 ファインダー撮影時:51点(シングルポイントAF時)
 ライブビュー撮影時:273点(静止画撮影、撮像範囲[FX(36×24)]。シングルポイントAF時)

◎低輝度対応
 ファインダー撮影時:−3 EV
 ライブビュー撮影時:−5 EV対応(ローライトAF時-7EV)

◎AFエリアモード
 ファインダー撮影時:シングルポイントAF、ダイナミックAF(9点、21点、51点)、3D-トラッキング、グループエリアAF、オートエリアAF)
 ライブビュー撮影時:ピンポイントAF(静止画撮影、シングルAFサーボ(AF-S)時のみ)、シングルポイントAF、ダイナミックAF(静止画撮影、コンティニュアスAFサーボ(AF-C)時のみ)、ワイドエリアAF(S)、ワイドエリアAF(L)、オートエリアAF

◎連続撮影速度:高速連続撮影:約7コマ/秒(サイレント撮影/12bitRAW設定時:約12コマ/秒)

◎連続撮影可能コマ数:最大68コマ (14ビットロスレス圧縮RAW)。最大100コマ(14ビット・12ビット圧縮RAW、12ビットロスレス圧縮RAW、JPEG)

◎ファインダー:アイレベル式ペンタプリズム使用一眼レフレックス式ファインダー。視野率:上下左右とも約100%(FX時・対実画面)

◎画像モニター:チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)。約236万ドット(XGA)。視野角:170°、視野率:約100%、明るさ調整可能。カラーカスタマイズ可能

◎カメラ内RAW現像:複数RAWファイルの一括現像処理。撮影時の設定での現像が可能

◎多重露出:加算、加算平均、比較明合成、比較暗合成

◎USBインターフェース:SuperSpeed USB(Type C端子)(標準装備されたUSBポートへの接続を推奨)

◎HDMIインターフェース:HDMI端子(Type C)

◎通信機能:Wi-Fi内蔵。Bluetooth内蔵。NFC非対応

◎電池寿命(CIPA規格準拠):静止画撮影可能コマ数:1コマ撮影・約2260コマ。連続撮影・約4570コマ / 動画撮影可能時間:約95分(フル充電したLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL15b使用時)

◎寸法:(W×H×D)約143.5×115.5×76 mm

◎質量:約840 g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む。ボディーキャップを除く)。約755 g(本体のみ)

◎その他
・ズームレンズのピント精度を高めるAF微調節の改善
・自然光環境下での撮影におすすめのホワイトバランス [自然光オート]
・全画素撮影が可能な「サイレント撮影」
・フィルムを簡単に楽しくデジタルデータにできる「ネガフィルムデジタイズ」
・深度合成の素材を簡単に撮れる 「フォーカスシフト撮影」
・動画撮影時のAF速度。追従感度の調整が可能
・HDR (HLG) 動画に対応 (HDMI 10bit 出力時)
・ハイエンドの映像制作ニーズに応える 10bit N-Log
・時間情報を記録して他の動画素材との同期を容易にする 「タイムコード出力」
・4K UHD 撮影時にも ATOMOS Open Protocol対応機器に同期
・インターバルタイマー撮影後に仕上がりイメージがすぐ確認できるカメラ内タイムラプス動画自動生成
・天体撮影の長時間露光に便利な。最長900秒までの 「シャッタースピードの延長」 機能
・フルHD画質(2MP)で最高約120コマ/秒の超高速連続撮影
・ワイヤレストランスミッター WT-7対応
・高速フレームキャプチャ
・ネガフィルムデジタイズ

This article is a sponsored article by
''.