平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を、令和を迎えた日本を舞台に繰り広げます。

江古田でたい焼きといえばここ!市場通りの「万龍」

数ある商店街の中でも昭和な風情ではナンバーワンなのが「江古田市場通り」。かつては大正期から90年も続いた江古田市場があったそうです。市場は2014年末で閉鎖となったそうですが、今でも商店街は健在。
その一角にひときわレトロなお店があります。それがこの「万龍」というたい焼き屋さん。

画像1: 江古田でたい焼きといえばここ!市場通りの「万龍」

午後4時くらいにならないと買えないので要注意。私たちは最初の1匹目が焼けるのを待つことにしました。
お店の名前からもわかるように、かつては中華屋さんだったとか。
それがいつの間にか、たい焼き屋さんになっちゃうなんて、きっとすごくおいしいんだろうな!

画像2: 江古田でたい焼きといえばここ!市場通りの「万龍」

生地と生地の間から見えるほどたっぷりのあんこは少し塩味が利いています。
うんうん、これは人気もうなずける!大きすぎないほど良いサイズでぺろりと食べられます。
オーソドックスなお味の生地はちょっともちっとしていて、大人に食べてもらいたい、素朴だけど上品なたい焼きという感じでした。お値段は100円。焼きあがるところを眺めながら待ってこのお値段、お買い得な気持ちになります。

画像3: 江古田でたい焼きといえばここ!市場通りの「万龍」

店先には今はもう乗れない子供向けの遊具があって、ピーターパンの絵が立てかけてありました。
「これ、なんか見おぼえあります…」と亀ちゃん。でもたい焼きを食べた記憶はないみたい。
駄菓子屋さんみたいなこのお店の雰囲気、亀ちゃんのどこか子どもみたいな魅力とすごくマッチしていて、我ながらいい感じです!

画像4: 江古田でたい焼きといえばここ!市場通りの「万龍」

記憶の中の懐かしさと、新しく発見する新鮮な懐かしさが交差する江古田散歩。
来週は江古田のどんな魅力を見つけられるかな?
次回更新は8月30日(金)更新です。ぜひお楽しみに♪

モデル:亀(ギタリスト)

画像: twitter.com
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ギタリスト。ぐしゃ人間での活動に加え、サエキけんぞう率いるジョリッツ、知る人ぞ知る伝説のバンド猛毒(活動休止中)、リアル3区(活動休止中)等に参加。サポートギタリストとしても活動。
エログロ、ガロ系、昭和の純文学を好み、ぐしゃ人間のボーカルである実妹とハムスターやモルモットを飼育。

★出演情報★
【ぐしゃ人間】
9/1(日) ぐしゃ人間企画@吉祥寺NEPO(ジョリッツ3としても出演)
9/13(金) 新宿WildSideTokyo
10/12(土) 三軒茶屋ヘブンズドア
10/14(月祝) 池袋手刀
12/21(土) ぐしゃ人間企画@池袋手刀

【ジョリッツ】
9/28(土) 横浜クラブセンセーション

【真剣に解散を考えている。】
10/5(土) 本八幡Route14 ※ギターで参加

写真・文:L'amrita(ラ・ミュリタ)

写真家・齋藤真理と文筆家・早川瑞穂からなる創作ユニット。なんでもない毎日を、ちょっとロマンティックに、ノスタルジックに。『すべてのひとがそれぞれの物語の主人公』をテーマに活動する女性ふたりの創作ユニットです。昭和レトロ、ヴィンテージ、60年代~70年代の音楽や映画など、ふたりの趣味を活かした懐かしくて温かみのある雰囲気の作品作りを得意としています。

画像: www.lamrita.tokyo
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