平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を今現在の日本を舞台に繰り広げます。

静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間

2019年4月27日、この日は上野を離れて、一路吉祥寺へ…会場は吉祥寺ichibee。
ニューアクションFINAL LIVE『Play Night in Tokyo』へお邪魔しました。

画像1: 静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間
画像2: 静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間
画像3: 静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間

真っ白な壁、ステージなしのフラットな空間がサイケデリックに彩られ、すでに演奏の始まっているなか、ゴーゴーガールたちが一心不乱に踊っている。
そこへオープンと同時にたくさんの観客がなだれ込む。このサイケデリックな夢幻空間に突然放り込まれた私たちは、ただ静かに、しかしこれ以上ないほどの興奮の渦へと一瞬にして引き込まれる。

画像4: 静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間

1960年代のゴーゴー喫茶を再現するイベントのために結成された企画バンド「水のさとしとニューアクション」。
途中メンバーチェンジや改名もありつつ、セッションイベントなど7年の活動を経て、昨年、最初で最後となったアルバムを発表。
サイケデリックでプログレッシブなインストゥルメンタルロックグループ「ニューアクション」は、
個性豊かな音楽的バックボーンを持ったメンバーが、ひとつの生命体、エネルギー体となって聴く者を飲み込むようなグルーヴを生み出す。
そのうねりの中で私たち観客は、しだいに隠し切れなくなる興奮に歓声をあげ、体を揺らす。
今回、解散ライブとして作り上げられたこの空間はまさに圧巻の一言であった。

画像5: 静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間
画像6: 静かに激しく ニューアクションが創り出す、狂乱のサイケデリック夢幻空間

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