平成の世との別れのとき。
そのさよならの向こう側に、燻るように、しかしギラギラと輝き続ける昭和が、
確かに私たちを照らしているのを感じる。
失われゆく昭和よ、来たるべき次代を照らす文化とならんことを。
音楽、ファッション、映画などのサブカルを中心にヴィンテージまみれの青春を20年以上ひた走る「おじさん女子」2人組L’amritaが、昭和歌謡の世界を今現在の日本を舞台に繰り広げます。

船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

私たちが最初のロケ地に王子を選んだのは、ある喫茶店に行くためでした。
それは、「珈琲 街角」
おととしの夏、たった一度訪れたこのお店にもう一度どうしても行きたくて。

画像1: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角
画像2: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

このお店は昭和50年頃、ママさんが当時付き合っていた彼氏から突然「おまえ、店、やれ」と言われて始めた喫茶店だそうです。
「どんな内装なのかも知らなかったのだけど、できあがったお店に来たら木の温もりが山小屋風ですごく気に入っちゃったのよ」
船の舵があるから船内のイメージなのかな?と思ったけれど、そう聞いて店内を眺めてみると、天井も木を組んであって確かに山小屋風でした。

画像3: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

「特に床がお気に入りなの」とママさん。

画像4: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

電気のスイッチを撮っていたら「何もかも古いんだからそんなとこまで撮らなくていいわよ」と言われたけれど、どこもピカピカに磨かれていて大切に使っているのがわかります。

画像5: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

古いレジスターも電話も現役で活躍中。

画像6: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角
画像7: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

注文したのはコーヒーフロート。本当はモーニングが食べたくて行ったのだけど、間に合いませんでした。
でも暑いなか王子駅から歩いて行ったのでとっても美味しかったです。

画像8: 船の舵がトレードマーク、だけど山小屋風 珈琲街角

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