脳腫瘍という病気と闘っている男を追った作品で2017年第13回「名取洋之助写真賞」を受賞した関 健作氏。次なる写真展が銀座ニコンサロンで開催されている。テーマは『ブータンの若者』だ。

●銀座ニコンサロン
2018年3月28日(水) 〜 4月 3日(火)
※3月31日(土)14時~ ギャラリートークを開催
●大阪ニコンサロン
2018年4月26日(木) 〜 5月 2日(水) 日曜休館
※ともに10:30~18:30(最終日は15時まで)、日曜休館

「ブータンというと田舎、山、微笑…みたいなイメージが強いですが、現代の若者の物語を見てほしいです。自分の作品よりも、彼ら自身の絵や言葉を展示するほうが、より伝わると思ったんです」(関氏)
www.nikon-image.com
会場にはブータンの若者が自身で描いた画や自筆ノートなどが展示されている。


今回の写真展『OF HOPE AND FEAR』について、関 健作氏自身のHPで触れている。
関 健作氏は2017年第13回「名取洋之助写真賞」を受賞している。受賞作品「Limited fututure」は脳腫瘍という病気と向き合い、自分と家族の未来を思い描く一人の男を追った衝撃的な内容だ。
関 健作(セキ ケンサク)
983年 千葉県に生まれる。
2006年 順天堂大学・スポーツ健康科学部を卒業。
2007年から3年間体育教師としてブータンの小中学校で教鞭をとる。
2010年 帰国して小学校の教員になるがすぐに退職。
2011年よりフリーランスフォトグラファーとして活動。
2017年 APAアワード2017 写真作品部門 文部科学大臣賞 受賞。
2017年 第13回「名取洋之助写真賞」受賞。