野町和嘉さんの写真展「人間の大地」は7月5日(土)から8月31日(日)まで世田谷美術館で開催される。この写真展は野町さんの撮影活動の集大成ともいえるもので、「サハラ」、「ナイル」、「エチオピア」、「グレート・リフト・ヴァレー」、「チベット」、「メッカとメディナ」、「アンデス」の7つのテーマで代表作品を紹介し、野町さんの50年にわたる活動の足跡を辿る。

野町和嘉写真展「人間の大地」展示作品を一部紹介

画像: 「巨大砂丘麓の放牧。アルジェリア」1972年 © Kazuyoshi Nomachi

「巨大砂丘麓の放牧。アルジェリア」1972年 © Kazuyoshi Nomachi

画像: 「アファール族の娘。ダナキル砂漠、エチオピア」1991年© Kazuyoshi Nomachi

「アファール族の娘。ダナキル砂漠、エチオピア」1991年© Kazuyoshi Nomachi

画像: 「夜を徹して行われるライラトル・カドルの礼拝。メッカ、サウジアラビア」 1995年© Kazuyoshi Nomachi

「夜を徹して行われるライラトル・カドルの礼拝。メッカ、サウジアラビア」 1995年© Kazuyoshi Nomachi

画像: 「カイラス山を巡礼する娘。西チベット」1990年© Kazuyoshi Nomachi

「カイラス山を巡礼する娘。西チベット」1990年© Kazuyoshi Nomachi

画像: 「大祈願会で披露された巨大タンカ。甘粛省、中国」1989年© Kazuyoshi Nomachi

「大祈願会で披露された巨大タンカ。甘粛省、中国」1989年© Kazuyoshi Nomachi

画像: 「トゥアレグ族の青年。タマンラセット、アルジェリア」1974年© Kazuyoshi Nomachi

「トゥアレグ族の青年。タマンラセット、アルジェリア」1974年© Kazuyoshi Nomachi 

画像1: 野町和嘉写真展「人間の大地」展示作品を一部紹介
画像2: 野町和嘉写真展「人間の大地」展示作品を一部紹介

展示会場の様子(一部)

野町和嘉写真展「人間の大地」概要

会期:2025年7月5日(土)~8月31日(日)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休 館 日:毎週月曜日 
※7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館。7月22日(火)、8月12日(火)は休館
会場:世田谷美術館 1階展示室
〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会、公益社団法人日本写真家協会、全日本写真連盟
協賛:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
企画協力:株式会社クレヴィス

世田谷美術館へのアクセス

野町和嘉さんのプロフィール

1946年高知県に生まれる。写真家を志して上京し、杵島隆に師事。1971年にフリーの写真家となる。1972年サハラ砂漠の旅をきっかけに、アフリカを広く取材し始める。1978年写真集『サハラ』を平凡社とイタリアのモンダドーリ社との国際共同出版として5か国で刊行。

1980年から13か月にわたってナイル流域を取材し、1982年には『LIFE』誌の記事により米国報道写真家協会年度賞・銀賞を受賞する。1995年には異教徒の立ち入りが禁じられているイスラームの聖地メッカとメディナを取材する。

世紀の変わり目には世界で5社にしか発給されない撮影許可書を入手し、ミレニアム行事のクライマックスを迎えるヴァチカンを撮影。2009年紫綬褒章を受章。

講演会「人間の大地を踏みしめた50年を振り返って」

講師:野町和嘉(写真家)
訪れた世界各地の当時の姿とともに、撮影の際の出来事について語る。
日時:2025年8月2日(土) 午後3時~午後4時30分
会場:世田谷美術館講堂 
定員:先着140名 参加費:無料
*当日午後2時より講堂前にて整理券を配布。*手話通訳付き

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