ライカMレンズの復刻版クラシックシリーズとして「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」が登場。価格は66万円。発売は2025年3月1日。
このライカ ズミルックスM f1.4/50mmは1962年から2004年にかけ製造された2世代目のズミルックスM f1.4/50mmの光学系をベースに、往年のクラシックな外観と先進の技術を融合させて再解釈したものという。
レンズ構成は5群7枚で、最短撮影距離はオリジナルの1mよりも短い0.7m。最小絞りはF16で、絞り羽根枚数は12枚。ラウンド型のレンズフードが付属している。
鏡胴は無垢の真鍮から手作業で作られたシルバークローム仕上げで、ローレット加工がクラシカルな雰囲気を出している。
絞り開放では柔らかで美しいボケで、絞り込めばシャープでコントラストのある描写になる。
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復刻版のクラシックシリーズは「ライカ ズマロンM f5.6/28mm」「ライカ タンバールM f2.2/90mm」「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」に次ぐの5本目のレンズとなる。
ライカ ズミルックスM f1.4/50mm SPECS
●レンズ構成:5群7枚
●画角:45°(対角)
●入射瞳位置:29.8 mm
●最短撮影距離:0.7m
●最小絞り:F16
●絞り羽根枚数:12枚
●レンズマウント:ライカMマウント(6ビットコード付)
●フィルターサイズ:E46
●その他:レンズフード(同梱)
●大きさ・重さ:φ58mm×45mm・約417g
なお2月26日発売のライカFANBOOK Vol.2では初代ズミルックスM f1.4/50mmや歴代ズミルックス(オリジナルズミルックス50mm2nd含む)の撮り比べを紹介しています。