♬舞妓の舞妓の秀千代はん~♪
※以下、誇張が含まれます。
歴代月カメ編集長が◆面白れぇのがいるんだけどよぉ(ゴホゴホウホウホのあの人)→暖かく成長を見守った(ながわぁー、ちょっと来てくれないかなぁー、のあの方)→私欲丸出しで舞妓撮影をゴリ押しした(ギャハハ。ヨロピクのアレ)鬼界順さん。
かくいうミーも、京都のご実家(=お店)に寄らせていただき、超高級宇治茶をふるまっていただいたのを覚えております。その際、お茶を最後の一滴まで絞り出すべく、「ピキーン、ピキーン!」と急須を何度も全力で振り下ろす姿が印象的でした。
ということで、昨年の「舞妓日記 ~秀千代~」の続編です。今回は珠玉の未公開カット=35点が展示されます。「珠玉なら、なぜ最初から公開しないんだ」というツッコミには「未公開カットの中から選んだ珠玉なんだよ」と言っておきましょう。…なんだか褒めてないかも。 ならば「ディレクターズカット」としておきましょう。テキトーにミーが書いているだけなので。
なお、24日、25日、26日は鬼界氏ご本人が在廊予定で、24日は秀千代さんもお見えになるとのこと! 「現役バリバリの舞妓はんの白塗り露出補正幅」を実体験できるチャンス! あ、ツーショット撮影はポストカード(お金が舞妓む…アハハ。)購入者のみに限る、という「京女のあきんどスピリッツ」も健在ですー。
以下、鬼界さんからのコメントです。
千年の都、京都。その五花街の一つである先斗町の舞妓秀千代さんをモデルに、
芸事の鍛錬から生まれる、たおやかな姿や所作を、ひと綴りの写真日記としてまとめました。
「舞妓日記」~秀千代 それから~ は、本作品展のための撮り下ろしを中心に、令和4年1月、大阪で開催した個展からのピックアップもふくめ、35点をセレクトしたものです。
作品では、お茶屋さん、屋方、料理屋さん、庭園やお寺、京町家の茶室などの和のシーンに加え、ルネサンス様式の西洋建築が目を引く、京都府庁旧本館を背景に、舞妓さんの姿をとらえました。
時節柄、外出の叶わない日もありました。そんな日には、室内を中心に、舞妓さんとの一対一での作品づくりに努めました。撮影に快くご協力いただいた施設の関係者の皆様には、深く感謝いたします。
舞妓さんはまさに、京都の誇る「歩く芸術」です。華やかな京友禅の裾引きの着物や、豪華な西陣織のだらりの帯、化粧、髪型にいたるまで、京文化の卓抜したセンス、技術力が表現されています。そしてその立居振る舞い、品のある所作からは、花街に積み重ねてられてきた伝統の厳かさも感じられます」
鬼界 順 プロフィール
京都府生まれ。イタリアの人々と風景の撮影をライフワークとしながらも、1994年より縁あって京都の舞妓さんを撮影。