その先兵は、会社もブランドも新しくなって生まれ変わったOM-1をフィーチャー。
「OLYMPUS」の銘はそのままに、新たに「OM SYSTEM」のブランド名を冠しての新生OM-1。
その魅力とポテンシャルを、赤城耕一さん&豊田慶記さんを主筆に、各ジャンルのプロを迎えてお届けします!
帰ってきた「シンカメラマン ムック」
ども、ゲッカメ残党のモリタです。年末の例の『間違いだらけのカメラ選び!』以来ですが、はい、ちゃんとやっておりますよぉ〜。ンで、今回紹介するのは『カメラマン ムック』復活の第一弾『OM SYSTEM OM-1オーナーズBOOK』です。
『ゲッカメ リターンズ』シリーズはB5パッケージですが、こちらはA4変形で、しかもカバー付き&豪華上製本の132ページオールカラー。定価は税込み2750円です。発売はこの6月30日ね。
ちなみに、なんでこの日か?ってゆーと、かつてのフィルム機のOM-1が発売されたのが1972年の7月1日だから。要は50周年記念に合わせたってワケね。
で、今年3月18日に新生OM-1が発売されて、約3カ月間、フル取材で作って参りましたぁ〜(^_^;) もーねー、表紙や口絵の新旧OM-1絡みのカットは赤城耕一氏による撮り下ろし。赤城氏所蔵の新旧OM-1で、アレコレ撮ってもらいました。
で、内容ですが、似たようなこと書くのメンドーなので、コーポレートサイトから引用です(^_^;)
1972年7月1日の誕生から、この7月で50周年を迎えるレンズ交換式カメラの名機・OM-1。
オリンパスが35mm判のフィルム一眼レフ市場に本格参入した初号機として、その名は今でも世界の写真愛好家に響く存在だ。
時は流れ、この3月に新たに「OM SYSTEM OM-1」として生まれ変わった、気鋭のフラッグシップモデルが誕生。
本誌はその魅力を、各ジャンルのプロ写真家と気鋭のレビュワー陣によって解き明かす。
最新機能の使いこなしや各種メニュー設定のポイント紹介、撮影ジャンル別プロによる撮影ガイド、計33本に及ぶ交換レンズレビューなどを満載。
後半には、「OMストーリー&ヒストリー」と題した読み物を収録。OM-1を生み出した天才設計者・米谷美久氏を軸に、歴代OMシステムの軌跡を描きます。
…って感じね(^_^)v
OMプッシャーの赤城さんも、辛口レビュワーの豊田さんもしっかと書いてます!
で、この手のワンメイクムックは、結構、ホメホメとゆーか、アゲアゲの内容・・・ってか、ま、そーゆーもんなのでしょうけれども、帰ってきた「シンカメラマン ムック」はちょいと違います(=_=)
大判のムックなので、「OM-1最高ぉ〜! OM-1大好きぃ〜♪」な写真家さんの作品ギャラリーもた〜んとありますが、その一方で、モーターマガジン社レースカメラマンのJRPA井上ちゃん(ニコンD5 & Z 9ユーザー)や「トヨ魂」こと豊田君のキビチぃ〜AFテスト&インプレも容赦なくインサート。OMDSからADもらっても、忖度ナシ!・・・のゲッカメ・プライドは全開です。Y野さん、ごめんなさいm(__)m
ま、AFはOM-D時代から飛躍的に良くなっているし、画質性能もおおおぉ!?ってなモノに進化しております。何より、AI被写体認識でいろんなモノが撮りやすくなってます。そこら辺はジャンル別撮影ガイドでしっかとフォローしてますんで、参考にしてください。
他にも、巻末には「OMストーリー&ヒストリー」と題してOM-1誕生から歴代OMの軌跡を赤城さんに書いて頂いております。そしてエピローグは開発者インタビュー。私も僭越ながら、好き放題訊いちゃってます。果たして、「OLYMPUS」の銘と「OMシステム」との整合性は?とか、「OLYMPUS」の銘はこのOM-1以降も付くのか?とか、「OM-2はあるの?」とかね(^_^;)
ゲッカメはOMシステムをOMします(^O^)/
でね、ムック作っているこの3カ月の間にEOS R7やR10は出るは、富士フイルムからX-H2Sは出るは・・・と、他社さんも話題の新機種がひっきりなしで、せっかくのOMフラッグシップの影も薄くなっちゃうかもしれません。
でもね、小型軽量でサクサク撮れて、防塵防滴もピカイチ(IP53基準に進化)なOM-1、結構ポテンシャルはあると思うのですよ。ファームアップに期待できる部分もアルだろうし。
メニュー階層も見やすくなって、UIも刷新、豊田さんによる設定ガイドも10ページ用意してますので、新旧のOMファンは是非、副読本として手にとっていただけましたら幸いです。
で、ココ、重要なところ。
ウチもそーだけど、何よりOMDSも、コレ売れないと後がないからね〜(^_^;) ・・・ってなわけで、ゲッカメはOMシステムをOMします(^O^)/ カメラもムックも買ってね(^_^)v