α7系の集大成。あ、α7Cは集大されておりません。
チロっと触っただけですがα1に触れてみると、ソニーはなぜα9系をフラッグシップと言わなかったのか? が分かります。これまでに登場した12機種のフルサイズミラーレス(素のα7系が3機種 / α7S系が3機種 / α7R系が4機種 / α9系が2機種)がすべてこのα1の為の礎になっている、そう感じさせる逸品です。
α7Cはどうしたって?アイツはα1には1mmも技術的な貢献してないでしょ、多分。ともあれ、ソニーはα1というビジョンを早い時期に描いていたのだろうね。つまるところαの集大成です。
あとね、あくまでも豊田の意見ですが、これまでのソニー機にはどことなく安っぽさがありました。頼りないというか、シャッター切ったあとの少しチープな感じとかね。と言ってもα7R IVとかα9 Ⅱ辺りの第4世代機ではかなり改善されています。そんな感じでコスパでは満足だけど、お値段に対する道具としての質感って観点ではあと一歩ってところがありました。それがね、α1では解消されたと思います。EVF覗いてメカシャッターで1回撮影してみただけで感じましたから。それが一番の印象でした。
ってことで、問答無用で最高でした。
お値段(内容はバーゲンプライスだけど物理的に高価)とデザイン(好みの問題)以外にイチャモンの付けどころが無いんじゃないか? っていう仕上がり。こりゃもう参ったね。
キヤノンもニコンもミラーレスのフラッグシップモデルもしくはそれに匹敵する上位モデルを開発中だと思います。ま、やってるでしょ、きっと。キヤノンに関しては、EOS R5/6で超がつくほど強力な手ブレ補正技術を持っているし、ベラボーに賢いAFも手に入れている。特に、ミラーレスの不満を散々集めて対策したんだろうなって感じる一眼レフ感覚で撮れるあのレスポンスは、現状ではEOSだけです。
「EOS R5/6まだ触っていませーん」って人はぜひ一度体験してみて下さい。ブッ飛んだ性能に驚かされること請け合いです。そういった技術が湯水の如く注ぎ込まれ、さらに昇華されているだろうフラッグシップモデルの登場が正直言って楽しみです。
で、ニコンは? っていうと…、うーんと、Zは使い心地の良さだけかな。これ以上は察して下さい。 以上!!!