この冬から春にかけて、訪ねて見たい撮影地&観光地を順次ご紹介します。今回は鹿児島県出水市の「ツルの渡来」と「出水麓武家屋敷群」です。なんと今年のツルの渡来数は1万7315羽(12月5日現在)で羽数調査開始後の最高羽数を記録したそうです。野鳥撮影ファンならずとも行ってみたいですね。
鹿児島県出水市は、毎年11月から3月にかけ、1万羽を超えるツルが渡来する。出水市にとってツルは冬の使者として市民に親しまれている。またツルが羽を休める、ねぐらについては、国の「特別天然記念物鹿児島県のツルおよびその渡来地」として指定を受けており、環境庁(現・環境省)の「残したい日本の音風景百選」にも選ばれている。
また、出水麓武家屋敷群は「国の重要伝統的建造物群保存地区」となっている。現在でも、建設当時から改変されることの少なかった街路、石垣や生垣が悠久の歴史を伝えている。また、令和元年には出水麓を含む県内9市の麓が文化庁の日本遺産に認定されている。