パナソニックは「プロ動画」撮影機GH5シリーズの流れを組むムービーカメラ「LUMIX BGH1」を発表。発売は2020年11月19日予定。オープン価格だが、市場想定価格は税別25万円前後。

「LUMIX BGH1」とは?

「BOX style camera」というネーミングのとおり、立方体のボディフォルムを持つ。2020年4月以降、コロナ禍の影響で「新しい生活様式」への順応が迫られ、オンラインレッスン、オンライン授業など動画配信需要が高まりを見せる中、そして企業の広報活動も動画ライブ配信や収録配信に力を入れているニーズにパナソニックが応えたカメラが「BGH1」だ。

画像: ▲まさに「BOX style Camera」カメラ。

▲まさに「BOX style Camera」カメラ。

画像: ▲これがボディのトップ部。

▲これがボディのトップ部。

パナソニックのS1HやGH5/GH5Sはテレビや映画の制作現場でも使われる「プロ動画」機材だ。その強みは録画中に発生する熱などでカメラがオーバーヒートすることなく、記録時間無制限で撮影できること。また、動画の編集後も高音質、高画質の動画を維持できる。

画像: ▲これがボディ背面。ボディ左側中央にはLANケーブルを接続できる端子と備える。そしてボディ右上には「LUMIX初」となる「SDI OUT」、「TC IN/OUT」、「GenLock」などの端子を装備し、映像制作のハンドリングを向上させている。

▲これがボディ背面。ボディ左側中央にはLANケーブルを接続できる端子と備える。そしてボディ右上には「LUMIX初」となる「SDI OUT」、「TC IN/OUT」、「GenLock」などの端子を装備し、映像制作のハンドリングを向上させている。

イベント撮影、ライブ配信、ドキュメンタリー、シネマ、ドローンなど幅広いジャンルで活躍する機動性と高機能、拡張性を併せ持つ。

画像: ▲ボディは「録画時間無制限」を実現するために同社の「熱によるフリーズ」を回避するための「放熱設計」がなされている。

▲ボディは「録画時間無制限」を実現するために同社の「熱によるフリーズ」を回避するための「放熱設計」がなされている。

画像: ▲放熱を促すファンが回転するイメージ。

▲放熱を促すファンが回転するイメージ。

主な特長や仕様(新機能)

■10.2M高感度センサー(マイクロフォーサーズ)
■Dual Native ISO
■4K60P 10bit(GHシリーズ初のC4K 60p 4:2:0 10bit内部記録対応)
■10bit V-Log L対応(高い編集耐性、グレーディング耐性)
■動画記録時間無制限
※データ量の多い高画質記録を省電力で実現し、独自の放熱設計シミュレーションで動作保証温度内のオーバーヒートを抑制。
■リアルタイム認識AF
※狙う被写体(人物の顔)が中心部から外れたり、後ろを向いてもしっかり捉え続ける。
■ダブルSDカードスロット(UHS-Ⅱ対応)※順次記録、振り分け記録、バックアップ記録が可能。
■13Stop V-Log L(優れたハイライト耐性)
■シネライクガンマ(シネライクD2=Dレンジ優先、/シネライクV2=コントラスト優先)
※LUMIX独自の印象的な動画が「撮って出し」で得られる
■VFR(バイリアブルフレームレート)
※クイックやスローモーションの映像が撮影可能
■LUMIX初の3G-SDI出力(FHD)※ケーブルの長さは100m以下。
■TC In/Out+GenLock(1/60秒単位で時間情報とフレーム位相を合わせる高精度の制作が可能)
※TC(タイムコード=時間情報を取得することで編集が容易になる)、GenLock(Generator Lock=高速フレームレートのスポーツなど複数カメラを完全に同期させる際に有効。
■Ethernet端子搭載(LUMIX初):LUMIX Tether(複数台をパソコンで制御可能)
■PoE給電(LANで給電可能)
■音声アクセサリー「DMW-XLR1」により2系統XLR入力に対応。
■外形寸法:幅93.0 × 高さ93.0 ×奥行 78.0(mm)
■質量:約545g(本体のみ)

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