この100-400mm F5-6.3 DG DN OSは5本目となるフルサイズミラーレス専用新規設計”DG DN”レンズ。ハイパフォーマンスのContemporaryラインでクラス最高の光学性能を持つ｡
レンズ構成は16群22枚で､FLDガラス1枚､SLDガラス4枚を採用し諸収差を良好に補正｡最新の光学設計とミラーレスシステムへの最適化により高い解像感と周辺まで均一な画質を実現している｡また､ワイド端からテレ端までの中間焦点域を含む全ての焦点距離と､遠距離から至近撮影､全ての条件において安定した高い光学性能を維持し､ズームレンズの真価を発揮する｡
最新のアルゴリズムに最適化されたステッピングモーターによる高速かつ快適なAFで､約4段分に相当する強力な手ブレ補正（OS）機構をレンズ内部に搭載している｡さらに､手ブレ補正機構搭載のカメラボディと組み合わせることで､角度ブレの補正をレンズ側で行うため､より強力に手ブレを抑制する｡
レンズにはカメラから任意の機能を割り当てられるAFLボタンや､撮影目的に応じてAF範囲を最適化できるフォーカスリミッターボタンを搭載｡ミラーレスカメラ専用に新規開発されたUSB DOCK（別売・Lマウント用のみ）を使用すれば､専用ソフトウェアのSIGMA Optimization Proからフォーカスリングを操作したときのピント移動量を調整することができ､MFモードで撮影者の意図を反映しやすい操作感でピント調整が可能になる｡
さらに､フードをつかんでズーム操作ができる直進ズームで､直感的かつ素早いフレーミングが可能｡ズームリングと直進ズーム､ふたつの方法で操作ができる“デュアルアクションズーム”に対応している｡
レンズサイズはφ86×197.2mm､重さは1,135gとこのクラスでは軽量・コンパクトに仕上がっている｡三脚座装着部分にはマグネシウム製部品を採用し､軽さと堅牢性を両立させている｡
また､ミラーレス専用に新規開発されたテレコンバーター・SIGMA TELE CONVERTER TC-1411／TC-2011（別売・L マウント用のみ）を使用すれば､最長800㎜の超望遠の撮影ができる｡また､テレコンバーター使用時もAFでの撮影が可能｡
「DG」とはイメージサークルを35mm判サイズに合わせて設計したレンズで､「DN」はミラーレスカメラに最適な設計を行ったレンズの名称｡
100-400mm F5-6.3 DG DN OSのレンズ構成図
別売の三脚座 TRIPOD SOCKET TS-111
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
・レンズ構成：16群22枚（FLD1枚､SLD4枚）
・画角：24.4°-6.2°
・絞り羽根枚数：9枚（円形絞り）
・最小絞り：F22-29
・最短撮影距離：112（W）〜160（T）cm
・最大撮影倍率：1:4.1（400mm時）
・フィルターサイズ：φ67mm
・最大径×長さ：φ86mm×197.2mm※
・質量：1,135g（PROTECTIVE COVER PT-31を含む）
※数値はLマウント用
