内戦や貧困、人間の尊厳をテーマに、約10年以上アフリカの地を撮影し続けてきた写真家・青木弘さんによる、中央アフリカ共和国という日本から遠いアフリカの中央部にある国がテーマの写真集(ムック)が好評発売中。体裁:B4、平綴じ。価格:7200円+税。
この地で採掘されるダイヤモンドを巡る内戦、キリスト教徒とイスラム教徒が武器を手放し、互いに協力しながらダイヤモンドを採掘している「奇跡の鉱山」、そして現地の子どもたち…。
そして中央アフリカ共和国のジェネラルインフォメーションや歴史など、著者がリサーチし、現地の教師などの協力を受けながらまとめ上げた本編は貴重な情報が提供されている。
主な内容
■『Days~中央アフリカ共和国の美しい日常』
■現地の人たちを中心に日常を切り取る
【特別企画】『みんなでアートを』
■子どもたちから見た中央アフリカ共和国
『Mines ~ダイヤモンド・ゴールド鉱山の現実と「紛争ダイヤ」の存在』
『War ~中央アフリカ共和国の争いの記憶』
『Mr.Richard ~民兵組織カリスマリーダー「リチャード」の肖像』
その他 写真作品解説、インスタントカメラで撮影された日常の断片など
青木 弘(あおき ひろし)プロフィール
1976年鳥取県出身。写真家の武政義夫氏に師事。英国への留学を経て2002年よりフリーランス。
2008年、青木 弘写真事務所設立。現在、アフリカの紛争地を中心に撮影を続けている。撮影を続けながら、現在は同時にアフリカの平和支援のための「PEACEis___プロジェクト」を立ち上げ精力的に活動をしている。