この製品について
ソニー製品一般の名称でいうと、「リモートコマンダー」と呼ばれる製品。つまりカメラのリモコンだ。この製品はいわゆる「自撮り棒」のように先端にカメラを三脚ねじで取り付けて使うものだが伸び縮みはしない。じゃあどんな製品かというと、ひとことでいうとミニ三脚を手持ちして使う感じのものだ。“シューティンググリップ”の名の通り、実際にカメラを取り付けて持ってみると、結構持ちやすくて安定感がある。ソニーのαシリーズで動画もよく撮影する人には、画面が安定して重宝するかもしれない。
雲台は10度毎にチルトが可能だったり、自撮り用に90度クルっと回ったりする。うまく使うとタテ位置での撮影も可能だ。ミニ三脚のように足を拡げての使用も可能。また、オフカメラでつかうリモコンとしての機能もちゃんと備えている。カメラ操作は、Photoボタン(静止画シャッター)、Movieボタン(動画REC)、ズームボタン(電動ズームに対応したレンズ・カメラで操作可能)の各ボタンで行う。カメラ側でC1ボタンに割り振られている機能を呼び出すC1ボタンもある。従来型から進化して、ケーブルの取り回しのないBluetooth方式による無線接続が可能になった。防塵防滴構造。電源はコイン型のリチウム電池CR2032で、頻繁な交換は不要(通常の使用で約1年保つ)。
対応カメラについて
α9 II/ α9 Ver.6.0以降/ α7R IV/ α7R III Ver.3.0以降/ α7 III Ver.3.0以降/α6600/ α6400 ver.2.0以降/α6100・RX100 VII/ RX0II Ver.2.0以降
※最大積載量:装着可能レンズは、カメラ本体との総重量が1.5kg以下のものに限る。
主な仕様
名称:GP-VPT2BT ワイヤレスリモートコマンダー機能付きシューティンググリップ
高さ:172mm
重量:215g
積載カメラ重量:レンズ装着状態で1.5kg以下
ヘッドの方向転換:可能
チルト機構:前傾90度、後傾80度
希望小売価格:1万2560円(税別)
発売予定:2020年1月31日(金)