キヤノンから発売が予告されていた「RF85mm F1.2L USM DS」の発売日が、12月19日(木)となることが決まった。価格はオープン。実売価格は、キヤノンのオンラインストアで41万2500円(税込)。すでに販売予約が始まっている。

「RF85mm F1.2L USM DS」について

10月24日の発表で12月末頃の発売が予告されていた、キヤノンのフルサイズミラーレス一眼RFマウントの交換レンズ、RF85mm F1.2L USM DSが、12月19日(木)に発売されることが決まった。「DEFOCUS SMOOTHING」という銘がレンズ鏡筒に印刷されており、ボケの周辺部をスムーズな描写に整えるコーティングの施された光学系を内蔵している。レンズ構成は、すでに発売されている「RF85mm F1.2L USM」と見たところ同じ。同レンズをベースに、ボケ味のさらなる向上を狙ったスペシャルなレンズだ。

同様の設計思想のレンズに、ソニーのSTF(FE100mm F2.8 STF GM OSS)、富士フイルムのAPD(XF56mm F1.2 R APD)などがあり、いずれもソフトで素直なボケ味が得られる。キヤノンのDSレンズがどのような描写をするのか、実写によるレビューに注目したい。

画像: RF85mm F1.2L USM DSのレンズ構成図

RF85mm F1.2L USM DSのレンズ構成図

画像: DSコーティングの施されたレンズ

DSコーティングの施されたレンズ

主な仕様

レンズ構成:9群13枚
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:0.85m
最大撮影倍率:0.12倍
フィルター径:82mm
最大径×長さ:約φ103.2×117.3mm
重量:約1,195g

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