極めてシャープな描写を持つ個性的な標準レン ズ。フルサイズ対応の大口径標準単焦点レンズと しては初の手ブレ補正機構を搭載。開放F/1.8か らクリアで切れの良い描写を実現し、クラス最高 レベルの近接撮影能力を誇る。■実勢価格:4万 6980円(キヤノン/ニコン/ソニー用)
※実勢価格は2018年5月号誌面掲載当時の価格です。
ボケ感はもちろん、解像力もかなり高い
これまで単焦点はキャノンの“巻餌レンズ”と呼ばれているEF50mm F1.8の前モデルであるⅡ型を使用していましたが、AFの遅さやモーター音が気になって新たな単焦点の購入を検討していたところ、今回のモニター募集を見つけて応募いたしました。
普段、自分で作った料理やお菓子を撮影することが多いため、今回も自作のタルトを開放で撮影してみましたが、ボケ感はもちろんのこと、解像力もかなり高いものだと感じました。
また、これまでのタムロンのレンズは純正に比べるとどうしてもAFの遅さが気になりましたが、このレンズはピント合わせもスムーズでした。
さらに、イルミネーションの時期でもあったので職場近くのイルミネーションも数枚撮ってみたところ、暗い場所で求められる手ブレ補正の効きも良く、実売価格から考えると非常にコスパもバランスも良いレンズだと思います。
レンズ自体のデザインも、金の帯が特徴的な旧デザインのような安っぽさを感じさせない高級感があり、仕事としても使えるカメラだと思います。
田代大輔
一眼デジタルカメラはオリンパスのE410に始まり、EOS 50Dでキャノンに乗り換え、現在はEOS 7D Mark ⅡとEOS 5D Mark Ⅲを用途に合わせて使っております。主な用途はスポーツ観戦やテーブルフォト、ブライダルなどです。