富士フイルムは､同社｢X シ リーズ｣用交換レンズとして大口径望遠単焦点レンズ「フジノンレンズ XF200mmF2 R LM OIS WR」発表｡同レンズの焦点距離を 1.4 倍に拡大するテレコンバーター「フジノン テレコンバーター XF1.4X TC F2 WR」とセットにして、2018 年 10 月下旬より発売予定｡希望小売価格は83万8500円（税別）
▲アルカスイス互換の三脚座を採用している。
フジノンレンズとしては初の開放F値2.0！
この ｢XF200mmF2 R LM OIS WR｣は、｢X シリーズ｣レンズで初めて、開放 F 値 2.0 の明るさを実現した望遠レンズ｡APS-Cサイズの「X-Trans CMOSセンサー」搭載のX-T2などで使用した場合､35mm判換算では305mm相当となる。さらにテレコンバーター「XF1.4X TC F2 WR」をセットすると35mm判換算で427mm相当の画角を得ることができる。
同レンズは4K/8K対応の放送用レンズで培った光学設計技術やミクロン単位の精度でレンズ面を加工する技術を生かし､開放絞りあら高い解像力を実現している｡
またプロ写真家のハードな使用に耐えるため､防塵・防滴・-10℃の耐低音構造も採用している。レンズ鏡筒にはマグネシウム合金を使用し､軽量で堅牢性を得ている｡
▲専用設計のテレコンバーター「XF1.4X TC F2 WR」。
XF200mmF2 R LM OIS WRの主な仕様
■レンズ構成：14群19枚
■焦点距離：200mm(35mm判換算：305mm相当）
■最小絞り：F22
■絞り羽根：9枚（円形絞り）
■撮影距離範囲（撮像素子面から）：1.8m~∞
■最大撮影倍率：0.12倍
■大きさ（最大径×長さ）：Φ122×205.5mm
■重さ（三脚座込）：2265g
