シグマは、APS-C用高倍率ズームレンズ「Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporary」にニコン Zマウント用を追加し、2026年11月5日に発売する。ミラーレス用レンズとして世界初(同社調べ)となる約18.8倍のズーム比を持ち、焦点距離70mmでは最大撮影倍率1:2の近接撮影にも対応する。このレンズにwebカメラマン編集部がちょっと一言物申す!

Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporaryはどんなレンズ?

対応マウントはLマウント用、キヤノン RFマウント用、富士フイルム Xマウント用、ソニー Eマウント用に、今回ニコン Zマウント用が加わり5種類となる。ニコン Zマウント用の価格はオープンプライス(シグマ公式オンラインショップでの販売価格は11万8000円)。ニコン Zマウント用の35mm判換算焦点距離は約24-450mm相当となる。

約18.8倍のズーム比は、AF対応のミラーレスカメラ用交換レンズとして世界初(2026年9月現在、シグマ調べ)。広角から超望遠まで対応するだけでなく、焦点距離70mmで最大撮影倍率1:2を達成しており、本格的なマクロ撮影も楽しめる。最短撮影距離は広角端17cm、望遠端105cmとなっている。

光学系は14群20枚構成で、FLDガラス1枚、SLDガラス4枚、非球面レンズ4枚を採用した。絞り羽根は9枚の円形絞り。AFはシグマ独自のリニアモーター「HLA(High-response Linear Actuator)」で駆動する。手ブレ補正機構(OS)には手ブレ補正アルゴリズム「OS2」を採用し、補正効果はワイド端で6段、テレ端で4.5段(CIPA準拠、APS-Cミラーレスカメラを使用し焦点距離16mmと300mmで測定)。

ニコン Zマウント用の追加にあたり、シグマはAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムをZマウント用交換レンズ専用に開発した。AF-C(コンティニュアスAF)、ボディ内収差補正(カメラが対応している内容に限る)にも対応する。マウント部にはゴムシーリングを施している。ニコン Zマウント用の質量は630g、長さは125.4mm。

約18.8倍のズーム比と最大撮影倍率1:2の近接撮影性能を1本にまとめた本レンズは、レンズ交換の手間を減らして風景から超望遠、マクロまで幅広く撮りたいニコン ZマウントのAPS-C機ユーザーにとって、新たな選択肢となるか。

Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporaryに編集部から「ちょっと一言」

フルサイズがひと段落したのか、はたまたAPS-C対応レンズをここにきて「ブルーオーシャン認定」したのかは分かりません。が、ここにきて攻勢をかけてきているのは事実かと。でも、アライエンスたるLマウントのAPS-C機って、ないことはないけどビミョーな立ち位置なんですよね。もーしかして、この先シグマからAPS-Cボディが出たりして?(マロニエ)

約1年半前に発売されたAPS-Cフォーマット用の高倍率ズームのニコンZマウント版。
各マウントとも価格が12万円弱とお手頃で、まさに「コレ一本でOK!」ってレンズですな。APS-C機って、たいていの人はレンズキットで買うと思うけど、次の一本ってときに買っておけば、もう旅行とかはコレで十分って感じ。Z50 Ⅱユーザーには福音でしょうな。ちなみに、先に出たSigma 50-120mm F2.8 DC OS | Contemporary(12万6500円)はLマウントはないけど、この18-300mmにはアリ。「そもそもLマウントでAPS-C用のカメラって、現行であるの?」って思ってみると、シグマのLマウントカメラはフルサイズ機だけ。かつてライカのCLとかTL2(2017年)ってのもあったけど、とうに生産中止だし。ってことは、ここはやっぱり名川の言うようにシグマのAPS-Cフォーマットの登場?を予感しちゃうよね。(モリタ)

Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporaryの主要諸元

画像: Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporaryの主要諸元
製品名Sigma 16-300mm F3.5-6.7 DC OS | Contemporary
焦点距離16-300mm(ニコン Zマウント用の35mm判換算約24-450mm相当)
開放F値F3.5-6.7
最小絞りF22-45
レンズ構成14群20枚(FLDガラス1枚、SLDガラス4枚、非球面レンズ4枚)
画角83.2°-5.4°(ニコン Zマウント用)
絞り羽根枚数9枚(円形絞り)
最短撮影距離17cm(広角端)/105cm(望遠端)
最大撮影倍率1:2(焦点距離70mm時)
手ブレ補正6段(広角端)/4.5段(望遠端)※CIPA準拠
AF駆動リニアモーター(HLA)
フィルター径φ67mm
最大径×長さφ73.8×125.4mm(ニコン Zマウント用)
質量630g(ニコン Zマウント用)
マウントニコン Zマウント用(ほかにLマウント用、キヤノン RFマウント用、富士フイルム Xマウント用、ソニー Eマウント用)
付属品ポーチ、レンズフード(LH706-03)、フロントキャップ(LCF-67 IV)、リアキャップ(LCR III)
発売日2026年11月5日(ニコン Zマウント用)
価格オープンプライス

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