画像: キセキミチコ PENTAX 17写真展
「ダブル・トーキョー III」PENTAXクラブハウスにて開催中!〜Part 1:10月8日(木)~10月24日(土)

PENTAX 17で撮り下ろしたTokyoストリートスナップの現在形

煙霧に煙るネパールから暴動に揺れる香港まで、精力的に世界のストリートをスナップし続ける写真家・キセキミチコ。彼女の新たな舞台は、コロナ禍から今に繋がるTokyo。フィルムによる多重露出で異なる日、異なる場所で撮られたシーンを重ねることで浮き上がる光景とは---?

展示はPENTAXクラブハウスにて、既に昨日10月8日からスタートしているが、Part 1は24日まで。Part 2では展示を入れ替えて、10月26日(月)~11月10日(火)まで行われる。また、トークイベントが10月17日(土)18:15から開催予定。入場無料。

本誌メインレビュワーのトヨタ君の日芸時代の盟友としてもお馴染みの彼女。キレッキレのスナップをお楽しみアレ♪

多重露光のストリートスナップ ―意図せぬ日々の重なり―

これは、2020年に始まった物語の続きである。
2020年、突如新型コロナウイルスが日本を襲い、緊急事態宣言の発令に伴い、東京の街から人が消えた。その少し前、私は大規模な民主化運動の荒波の中、香港にいた。昨日まで当たり前だった日常が、一瞬にして非日常へと変わる。それはコロナが初めてもたらしたものではなく、以前から世界の至るところで、誰かの日常に起きていたことだった。
デジタル化が進み、AIの進化が加速する今、私はあえてフィルムを選んでいる。フィルムでしか生まれない偶然があり、偶然からしか立ち上がらない物語があるからだ。コロナ禍で、私はそれまで向き合ってこなかった東京と向き合ってみた。自分の思いとは関係なく日常が非日常へと変わっていく、その抗えない現実を、偶然が重なる多重露光に託した。
それは「意図せぬ日々の重なり」となった。
あれから5年、写真家人生で初めてハーフサイズカメラを手にした。
テクテク歩きながら撮影した35mmフィルムを、もう一度PENTAX 17に装填する。
異なる日、異なる場所で撮られた光景が、一つのコマの中で重なり、一枚の写真となる。あの日とこの日のトーキョー。
(キセキミチコ)

作品展示:
Part 1:2026年10月8日(木)~10月24日(土)
Part 2:2026年10月26日(月)~11月10日(火)
Part 1・Part 2で作品を入れ替えます。
時間:11:00~18:00
会場:PENTAXクラブハウス
(休館日:水・日・祝日、弊社休業日)

キセキミチコ トークイベント
キセキミチコさんに今回の展示作品への思い、PENTAX 17を使った表現手法などについてお話しいただきます。
この機会に是非ご参加ください。
開催日:10月17日(土)18:15~
イベント参加費:無料
会場:PENTAXクラブハウス

プロフィール:キセキミチコ
父親の仕事によりベルギーに生まれ、香港、フランスに移り住む。
14歳で日本に帰国。マグナム写真に影響を受け、日本大学藝術学部写真学科に進み、報道写真のゼミを専攻するも、音楽のパワーに魅了され音楽写真の道に進む。
スタジオ、アシスタントを経て独立し、アーティストのポートレイト、ライブ写真、広告写真などを手掛けながら、個展、グループ展等を多数開催。
2017年、日本の田舎に憧れを抱いて撮った写真集「DRYNESS」を私家版写真集として発刊。がむしゃらに階段を駆け上っていく中で葛藤と闘い、新たに自分を見つめるため幼少期育った香港を訪れる。
人々の生きるパワーに圧倒され、彼らの姿を撮るべく2019年7月、長期滞在ロケのため渡航。香港民主化デモに遭遇し間違ったことに声をあげる人々の戦いに心が震え、泣きながら最前線で写真を撮り続ける。2022年2月「VOICE香港2019」を刊行。
写真家として改めてスタートラインに立つ。
「自分の気持ちに正直に写真を撮る」を信条に、写真と向き合っている。
HP:http://kisekimichiko.com/
instagram:https://www.instagram.com/kiseki_michiko/

https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/community/clubhouse/schedule/

This article is a sponsored article by
''.