株式会社コシナ(長野県中野市)は、フォクトレンダーブランドの新製品として、ライカMマウント互換の交換レンズ「APO-LANTHAR 90mm F4 Close Focus VM」を2026年8月26日(水)に発売する。希望小売価格は12万1000円(税込)。

妥協のない高画質を追求した「アポクロマート設計」

「APO-LANTHAR 90mm F4 Close Focus VM」は、フルサイズMマウントセンサーに最適化された、極めて性能の高いマニュアルフォーカス中望遠レンズだ。

画像1: 妥協のない高画質を追求した「アポクロマート設計」

光の3原色(RGB)の軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計を採用し、各種の収差を徹底的に排除。解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求している。

画像2: 妥協のない高画質を追求した「アポクロマート設計」

7群8枚という贅沢なレンズ構成のうち、6枚に異常部分分散ガラスを投入。開放F値を伝統的なF4に抑えることで、描写性能に一切の妥協のない極めて高い光学性能を実現している。

クレジットカード並みの短さと235gの軽量設計

シンプルな全体繰り出し構造と、開放F値をF4に抑えた巧みな設計により、マウント面からの全長は54.8mmというコンパクトさを実現した。これはクレジットカードの短辺とほぼ同等の長さだ。本体重量も235gと極めて軽量に仕上げられている。

画像: クレジットカード並みの短さと235gの軽量設計

この優れた携帯性により、光学式レンジファインダーカメラ使用時に問題となりやすい撮影フレームのケラレを解消。総金属製の鏡筒は高い剛性感と耐久性を誇り、シルキーなヘリコイドの操作感とともに、レンジファインダーを用いたピント合わせの醍醐味を存分に堪能できる。

最短撮影距離0.5mでクオーターマクロ超の近接撮影が可能

本レンズは高精度な距離計連動機構を搭載しながら、最短撮影距離は一般的な距離計連動の限界(0.7m)を超えた0.5mを実現。

画像1: Photo:小池 隆

Photo:小池 隆

これにより最大撮影倍率1:3.6(約0.28倍)を確保し、クオーターマクロ(0.25倍)を超える近接撮影が可能となっている。アポクロマート設計により、近接撮影時においても極めて高い描写力を維持する。

また、距離計連動範囲の分岐点(0.7m)には、ピントリングの操作中にクリック感で認識できるユニークな機構を搭載しており、ファインダーを覗いたままでも連動範囲の限界を認識しやすいよう配慮されている。

画像2: Photo:小池 隆

Photo:小池 隆

外装はシルバーとブラックの2色展開。フレアカット効果を持ちながら、装着時の撮影フレームへの干渉を排除した専用の金属製フードが標準で付属する。

編集部の「ちょっと一言」

♪フォクトレンダーの中望遠、しかもアポランターということで「MFでナニを撮るのか?」、というのが大きなポイントになってくるかと。個人的な経験(別のアポランターですが、そう大きくは変わらないっしょ)でいえば、ドッグラン(屋外)で走り回る溌溂とした愛犬撮影は(個人の技術も含めて)厳しかったです。まずムリ。でも、後に老犬になって、屋内でまったりとした様子を撮影する際は逆にすごぉーく楽しめましたよ。(マロニエ)

APO-LANTHAR 90mm F4 Close Focus VMの主要諸元

焦点距離90mm
口径比1:4
最小絞りF22
レンズ構成7群8枚(内異常部分分散ガラス6枚)
画角27.5°
絞り羽根枚数10枚
距離計連動範囲∞〜0.7m(カメラにより異なる)
最短撮影距離0.5m(0.7mクリック有)
最大撮影倍率1:3.6
最大径×全長φ53.0mm×54.8mm
フィルターサイズφ43mm
重量235g
対応センサーサイズフルサイズ
レンズフード金属製フード(付属)
カラーシルバー / ブラック
マウントVMマウント(ライカMマウント互換)
希望小売価格12万1000円(税込)
発売日2026年8月26日

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