「写真フィルムからよみがえる原爆の記録と記憶」概要
展示作品より

撮影者:吉田潤
撮影年:1947年
撮影地:広島県
タイトル:二年後、爆心地中島にも野菜の収穫がもたらされる
所蔵:日本写真保存センター


会期:2025年7月31日(木)~8月20日(水)
※日曜および8/7~8/13は休館
展示時間:10:00~18:00(※最終日は15:00まで)入場無料
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
「シリウス」へのアクセスはこちら
「写真フィルムからよみがえる原爆の記録と記憶」開催記念講演もあります
(東京都写真美術館で開催)

主催:日本写真家協会 日本写真保存センター(文化庁委託事業)
共催:東京都写真美術館
記念講演1
『写真原板が社会に与えた影響について、写真史・博物館それぞれの視点』
写真の黎明期から現代に至るまで、写真原板(フィルム)は社会の記録、文化の伝承、芸術表現の基盤としての役割を果たしてきました。
本講演では、近代から続く写真報道に詳しい写真史研究家で学術博士の白山眞理氏と、博物館における写真資料の保存・活用を専門とする田良島哲氏が、それぞれの視点により写真とその原板が社会に与えた影響について踏み込みます。
日時:2025年8月2日(土) 午前10:30~12:45
会場:東京都写真美術館 1Fホール (JR、東京メトロ日比谷線、恵比寿駅下車)
〒153-0062 東京都目黒区三田1丁目13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
※講演参加者は当日に限り、東京都写真美術館の展示を無料で鑑賞可能。
アクセスはこちらを参照

申込:180名先着順 応募フォーム
申し込みフォームQRコード

登壇者
白山眞理(しらやままり)氏:博士(学術) 前日本カメラ財団調査研究部長。多年にわたり、日本工房、華北交通、写真協会など1930-40年代ネガを発掘・解明し展覧会や著書で発表。
田良島哲(たらしまさとし)氏:東京文化財研究所 客員研究員。東京国立博物館で資料情報のデジタル化による管理と活用に従事し、特に作品、資料の画像情報公開の充実を図った。
●タイムスケジュール
10:00 開場・受付
10:30 – 11:10 ① 白山眞理氏 講演 『写真原板から読み取る表現と社会』
11:20 – 12:00 ② 田良島哲氏 講演 『文化を語り継ぐ 博物館の写真原板』
12:00 – 12:30 ③ セッション 白山眞理氏と田良島哲氏 『写真原板の過去・現在・未来』
12:30 – 12:45 質疑応答
記念講演2
写真家・土田ヒロミが50年間向き合い続けた「ヒロシマ」
土田ヒロミが1970 年代から撮影を続ける「ヒロシマ三部作(人・風景・物)」。被爆80 年の今年、これまでの集大成として、プロジェクトの起点から現在までを語ります。
日時:2025年8月9日(土)午前10:20~11:50
会場:東京都写真美術館 1Fホール (JR、東京メトロ日比谷線、恵比寿駅下車)
〒153-0062 東京都目黒区三田1丁目13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
※講演参加者は当日に限り、東京都写真美術館の展示を無料で鑑賞可能
アクセスこちらを参照

申込:180名先着順 応募フォーム
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登壇者
土田ヒロミ(つちだひろみ)氏:写真家。代表作『自閉空間』『ヒロシマ三部作』『土田ヒロミのニッポン』。写真集『俗神』『砂を数える』『フクシマ2011-2017』など。太陽賞受賞、伊奈信男賞受賞、土門拳賞受賞、日本写真協会賞功労賞受賞など受賞歴多数。
●タイムスケジュール
10:00 開場・受付
10:20-11:50 講演『写真家・土田ヒロミが50 年間向き合い続けた「ヒロシマ」』