「東京写真月間」(The Month of Photography, Tokyo)は、写真文化の普及と発展を図るために、1996年より公益社団法人日本写真協会が写真業界に呼びかけて催されている写真イベント。その写真展シリーズvol.4として現在、髙村 達さんの写真展「Re Flowers」がキヤノンギャラリー品川(オープンギャラリー)で開催中だ。会期は2025年5月20日から6月23日まで。
髙村 達 写真展「Re Flowers」の開催概要
開催日程:2025年5月20日(火)~6月23日(月)
展示時間:10時~17時30分(日曜・祝日休館)
会場:キヤノンオープンギャラリー1(写真展の詳細については以下を参照)
緻密な背景(金属板をエッチングするなどして制作)と髙村さんが収集した植物により生み出された展示作品は精緻な絵画のようで、写真作品の可能性を感じさせる作品群だ。
髙村 達さんの本写真展メッセージ
高精細な表現と長期保存のプリント作品を意識するようになり風景写真と同じくマクロ撮影に興味を持ち、自然の中の緻密な植物の模様や表情をスタジオで撮影した。植物のディテールが撮影できた時、植物に対する興味が深まり散歩をしながら落ち葉やお花など植物を拾いノートに挟んだ。
背景も金属の板に模様を描いては削り外で雨や風にさらして錆を繰り返して作りライティングをして僅かな陰影活かし撮影をしました。今回の「Re Flowers」押し花は自然の中のお裾分けの一部であり今後も撮り続けていきたいテーマです。
髙村 達(たかむら とおる)さんのプロフィール
東京都文京区生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業後、広告代理店スタジオ勤務後、フリーランスフォトグラファーとして独立、髙村達写真事務所設立、主に、コマーシャル、スタジオ撮影の傍ら髙村光雲、光太郎、豊周、智恵子所定鑑定人また美術作品の撮影、創作活動も続ける。
(公社)日本写真協会(PSJ)正会員、(公社)日本写真家協会(JPS)副会長、(公社)日本広告写真家協会(APA)正会員、金沢美術工芸大学非常勤講師、日本写真芸術学会理事、(一社)日本写真著作権協会理事