フジXシリーズの最新ミドル機が登場。センターファインダーのフィルムカメラライクなすっきりした見た目で、シリーズの中でも隠れた人気を誇るX-T2桁シリーズの5世代目。約2年半振りのリニューアルだ。

フジフイルム X-T50 主な仕様

画像: フジフイルム X-T50 主な仕様

●有効画素数:約4020万画素
●常用ISO感度:125~12800(拡張64/51200)
●被写体検出AF:人物、動物、鳥、クルマ、バイク&自転車、飛行機、電車
●連写機能:20コマ/秒(電子)
●EVF:約236万ドット/0.62倍
●大きさ・重さ:約123.8×84×48.8mm・約389g(電池・カード含)

機能・性能ともに大幅に進化したT2桁の新ミドル機

画像: 雨に濡れるヤマボウシ。少し高い位置の花だったのでチルトモニターを使ったハイアングルでの撮影だったが、ボディ内手ブレ補正の採用でまったく問題なく撮影できた。 ■XF60mmF2.4 R Macro 絞りF4 1/125秒 ISO160 ※フィルムシミュレーション:REALA ACE

雨に濡れるヤマボウシ。少し高い位置の花だったのでチルトモニターを使ったハイアングルでの撮影だったが、ボディ内手ブレ補正の採用でまったく問題なく撮影できた。
■XF60mmF2.4 R Macro 絞りF4 1/125秒 ISO160 ※フィルムシミュレーション:REALA ACE

画像: 被写体認識AFの精度が優秀なのでフレーミングに集中できる。ボケを入れるために超ローアングルから狙ったが、レンズとのバランスも良く安定して撮影できた。 ■XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR 300mm 絞りF5.6 1/140秒 ISO500 ※フィルムシミュレーション:クラシッククローム

被写体認識AFの精度が優秀なのでフレーミングに集中できる。ボケを入れるために超ローアングルから狙ったが、レンズとのバランスも良く安定して撮影できた。
■XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR 300mm 絞りF5.6 1/140秒 ISO500 ※フィルムシミュレーション:クラシッククローム

画像: センサーもプロセッサーも上位モデルと同一であるため、これだけ輝度差のあるシーンでも白とびも黒つぶれも抑えた、フジ機種らしい圧倒的な階調を持った画像が得られた。 ■XF14mmF2.8 R 絞りF8 1/55秒 ISO500 ※フィルムシミュレーション:REALA ACE

センサーもプロセッサーも上位モデルと同一であるため、これだけ輝度差のあるシーンでも白とびも黒つぶれも抑えた、フジ機種らしい圧倒的な階調を持った画像が得られた。
■XF14mmF2.8 R 絞りF8 1/55秒 ISO500 ※フィルムシミュレーション:REALA ACE

「ミドル機」と書いたが、「T2ケタのシリーズはエントリー機ではなかったの?」と思う方も多いだろう。コレについては、円安の影響も大きく、前作のX-T30Ⅱからほぼ倍の価格となっており、ミドルクラスへの格上げも仕方ナシといったところだ。

センサーはX-Trans CMOS 5 HRセンサー、プロセッサーも X-Processor 5とそれぞれX-H2、X-T5と同じ心臓部となり、スペックもX-T30Ⅱの26メガから40メガにまで進化。さらにT2桁シリーズでは初となるボディ内手ブレ補正も搭載。しかも5軸7.0段という強力なユニットは上位モデルと完全に同レベルだ。

画像: 春にも紅い葉を見せるオオモミジ。REALA ACEはイエローやアンバーに特徴があるので紅葉の時期にも合いそうだ。またこのシーンはAFの遅いXF60mmで撮影したが、案外さくさくとピントがあって驚いた。 ■XF60mmF2.4 R Macro 絞りF5.6 1/800秒 ISO125 ※フィルムシミュレーション:REALA ACE

春にも紅い葉を見せるオオモミジ。REALA ACEはイエローやアンバーに特徴があるので紅葉の時期にも合いそうだ。またこのシーンはAFの遅いXF60mmで撮影したが、案外さくさくとピントがあって驚いた。
■XF60mmF2.4 R Macro 絞りF5.6 1/800秒 ISO125 ※フィルムシミュレーション:REALA ACE

画像: 千羽鶴と狛犬。こうした渋いシーンではX-T50に新規採用されたフィルムシミュレーションダイヤルで、場の雰囲気にマッチしたシミュレーションをじっくりと探るのが楽しい。 ■XF60mmF2.4 R Macro 絞りF2.4 1/125秒 ISO250 ※フィルムシミュレーション:クラシッククローム

千羽鶴と狛犬。こうした渋いシーンではX-T50に新規採用されたフィルムシミュレーションダイヤルで、場の雰囲気にマッチしたシミュレーションをじっくりと探るのが楽しい。
■XF60mmF2.4 R Macro 絞りF2.4 1/125秒 ISO250 ※フィルムシミュレーション:クラシッククローム

X-T30Ⅱまでのデザインは直線と直角を感じるカッチリ系のイメージだったが、X-T50はボディ上面から見ると両側面が「中にフィルムが巻かれてる?」と思うくらいキレイな半円型になり、正面から見たトップカバー両肩も斜めに変更され、全体的に丸みを帯びた柔らかいデザインとなった。

こうしたフィルムシミュレーションダイヤルの搭載や丸みを帯びたデザインからは、フィルムカメラへのオマージュを強く感じる。

AF速度は上位機のX-T5を上回る!?

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