東京・恵比寿にある東京都写真美術館で、日本の里山を撮り続ける写真家・今森光彦氏の写真展「にっぽんの里山」が6月20日より開催されている。
自然写真家の今森光彦氏は、氏の故郷でもあり、アトリエを構える琵琶湖周辺の自然をテーマに撮影を続けている。
その30年以上に渡って続けてきた里山の撮影は、日本中の里山を取材するという新たなテーマのもと、北は北海道から、南は沖縄まで全国200カ所を約20年をかけて取材。
今回の展示となる「今森光彦 にっぽんの里山」はその中から厳選した293点を紹介するもの(スライドショー含む)。
春・夏・秋・冬の4章で、春はギフチョウや田植えなど暮らしの作品を中心としたもので、夏はゲンジボタルや田んぼなどの作品を、秋は八重山と紅葉する山々の景色、冬は厳しい寒さと共存する人や生き物の様子を中心に構成している。
会期中、今森光彦氏による講演会や展示解説、学芸員によるギャラリートークも予定しているので興味のあるかたはぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
会期:2024年6月20日〜9月29日
時間:10時〜18時(木金は20時まで)※7/18〜8/30の木金は21時まで
会場:東京都写真美術館 2階展示室(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は開館、翌平日休館)
料金:一般700円/学生560円/中高生・65歳以上350円