コシナがRFマウントへの参入発表！ で、その後は？
編集部:コシナがRFマウントへの参入を発表しました。さすがにライセンス生産だと思いますけど。
諏訪:（レンズとボディで）情報の伝達が行われる限りは絶対ライセンスは取ってるはずです。おそらくレンズ補正も…入ってくるんじゃないかな？
豊田:多少は入れてくるかと。でもコシナの場合は過度な補正はやらないと思います。
諏訪:まぁ、やりたがらなそうだけどね（笑）
編集部:ピント以外は不都合はないってこと？
豊田:少なくともExifにちゃんと撮影情報は載りますね。
諏訪:ただ、距離情報まで取ってるのかどうかは分からないけどね。
桃井:そこは、どれくらいの落としどころで契約しているかによるでしょう。
豊田:AE、AWBに影響するので、ある程度はとってるような…。
諏訪:さすがにその辺は押さえていると思うけどね。
編集部:コシナさんからは、（発売までは）もうちょっと時間がかかる、と言われました（註：5月末時点）。大変なんですよ。きっと。
桃井:マンパワーの問題かなぁ
坂本:でもさぁ、RFマウントのMFレンズなんて、そんなの誰が買うの？
諏訪:まぁ、コシナが好きな人はいっぱいいますから。
坂本:キヤノンユーザーにもいるんだ。意外だな。
諏訪:俺らから見ても良いと思うレンズはありますからね。余裕があれば買いたいです。
桃井:やっぱり他のマウント同様に、一定のお客さんはいらっしゃると思いますよ。
坂本:コスパがいいから？
諏訪:いや、コスパは飛び抜けて良くはないよ。もちろん画質は高いけどね。
豊田:あくまで趣味のレンズです。
桃井:触り心地とか仕上げの良さ…特にその辺に評価を求める人向け。
坂本:そうか。
編集部:アポランターとかの、ヘンな3色ラインがまたグッと来るんですね。
諏訪:だけど僕らの場合は、仕事に使いにくいレンズに10万円超える金額をポーンと出すかっていうと…やっぱり後回しになるんですよ。
坂本:マニュアルでのピント合わせを楽しいと思えるアマチュアが買うんだ。
桃井:でしょうね。仕事となったらその辺のプロセスはふつう関係ないから。
編集部:RFのライセンスって、コシナが初ということですかね？
諏訪:初だと思います。
編集部:コシナ以外のどこぞの海外メーカーから出てたのは、勝手にやってたってこと？
桃井:あれ、一瞬でやめたよね。
諏訪:特許とか一切無視してやってたんだろうから、止められるのも無理はないよね。
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