画像1: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

OMデジタルソリューションズから今年3月に発売された、最新のミラーレスカメラ「OM SYSTEM
OM-1」。高画質と小型軽量の両立を目指すマイクロフォーサーズ規格を採用。コンパクトなサイズで優れた画質やAF性能を実現するだけでなく、プロの要求にも応えられる優れた動画機能も備えている。
今回は6月30日に発売された、「OM SYSTEM OM-1オーナーズBOOK」(定価2500円・税別)を記念して、何回かに分けて、その機能と性能を紹介していこう。

画像2: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

その第一弾は、OM-1による動画性能のレビューから。
とかく写真=静止画の性能が取りざたされるOM-1だが、進化したAFと高速化によって、従来のOM-Dムービーから、どのように進化したのか?
今回はモーターマガジン社の2輪社コンテンツサイト「Webオートバイ」とのコラボによって、「OM-1」の最新スペックの動画機能を、二輪ジムカーナを撮影して試してみた。
筆者と動画撮影&編集は、小松信夫さん。
普段はパナソニックLUMIX G9 PROとニコンD7200を愛機とし、動画も静止画もハイブリッドで撮影するフリーランスライター&カメラマンだ。ジムカーナの取材歴は既に25年以上という彼の動画インプレッションをまずはお届けしよう。
なお、OM-1のファームは初期ロットのため、Version.1.0.0の仕様です。

画像3: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

舞台となったのは、5月22日に筑波サーキット ジムカーナ場で開催された、翌週のオートバイ杯ジムカーナ第2戦に向けて行われた練習会「ダンロップ・スポーツマックス・ジムカーナトレーニング」。

筆者は、普段はスチル撮影が中心で、動画はごくたまに撮るレベル。今回もOM-1にトップハンドルと外部マイク、ボディと一緒に貸し出された高倍率ズームの神レンズ・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROにバリアブルNDフィルターを装着。あとはビデオ用雲台とあり合わせの一脚という、お手軽な動画装備で1日撮影してみました。

とりあえず3分ほどの短い動画にまとめてみましたのでご覧ください。

画像: 動画&AFをチェック! MOTO GYMKHANA × OM SYSTEM OM-1 www.youtube.com

動画&AFをチェック! MOTO GYMKHANA × OM SYSTEM OM-1

www.youtube.com
画像5: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

普段はLUMIX G9 PROで撮影しているとはいえ、OM-1は全く初めて触るカメラなので、手探りでのスタート。一番気になっていたのはやはり動画撮影時のAF性能です。経験上、スチル撮影のような精度は動画撮影時には望めない・・・というイメージでした。そこでカメラ設定は、とりあえず動きものに向いていそうなC-AF+TR(追尾AF)を選択、そのほかは標準設定でスタート。

・・・むむむっ! いきなり全然普通に撮れます!! 拍子抜けするくらいバシバシ、縦横無尽に走り回るオートバイにちゃんとピントが来ます。確かに抜けたり、外れたりする時もあるものの、頻度的には問題にならないレベル。

画像6: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

次にOM-1で最も気になっていた、AF機能の被写体検出設定で選択できる「クルマ・バイク」モードを試してみることに。おおぉ〜、ちゃんとオートバイを認識してピントを合わせに行く! 標準状態より精度も向上してますが、一番凄かったのは、一度被写体のマシンを掴むとカメラを振って追いかけている限り、手前に別のマシンや障害物が入っても最初掴んだマシンからほぼピントが外れないこと。ジムカーナの練習イベントでは数台が連なって走るんで当然他のマシンが前に被るんですが、そんなシーンでも狙ったマシンを確実に追える!

画像7: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

その他にも追従感度とか動作速度とか、細かくAFの設定は可能なんですが、二輪ジムカーナの特性上なのか、あまり尖った方向のセッティングより、汎用性の高い標準状態に近い設定の方が基本的には快適でした。

画像8: 「MOTO GYMKAHANA × OM SYSTEM OM-1」最新ミラーレス・OM-1の動画性能を二輪ジムカーナで試す!
■Photo&Text:小松信夫(Webオートバイ)

あと、手持ちでも何とかなる強力な手ぶれ補正も驚き! なんたって、この12-100mmとの組み合わせで、最大で6.5段もの手ぶれ補正効果が得られるという頼もしさ。撮影中も「効いてるなぁ〜」という感じがビシバシでした。

一方、OM-1で今回不満だった点といえば・・・動画撮影だから仕方ないけど、バッテリーの持ちが悪いことくらい。午前中撮ったらバッテリー終わり、という感じ。スペアがあれば問題ないけど、今回は1個だけで・・・だけど、OM-1はUSB給電対応なんで、モバイルバッテリー繋いで問題なく撮影続行できました! ちなみに、対応しないモバイルバッテリーもあるので、そこのところは気をつける必要があります。しかしOM-1は凄いカメラで、結構本気で欲しくなっちゃいましたね〜。

ちなみにこのインプレッションや動画のオススメ設定の模様は、カメラマンMOOKシリーズ「OM SYSTEM OM-1オーナーズBOOK」(6月30日発売・税込価格2750円)にも収録。OM-1を単に紹介するだけでなく、その最新機能の使いこなし方までを詳細に紹介しています。購入を考えている方、既に購入された方は、ぜひ読んでみてください!(小松信夫)

https://www.motormagazine.co.jp/_ct/17550560

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