どうも、カメラマン編集部周辺に潤いを=ついにコロナ一号患者となったオリモトです
あのね、偉い写真家の先生とかも知らないでしょうから言いますよ。新型コロナ、タダの風邪とは違います。先ず高熱による「せん妄」がスゴイです。発症してからは米軍サープラス露天商、洗濯干しピンチ修理業、本棚の寸法直し職人、弁当殻容器洗浄再生屋、ハンドメイド弾薬販売など、苦労に絶えない仕事でたいへんな目に遭う夢ばかり見ています。

「銃床越し」の濃厚接触。

画像: おい、これ吸ってみろよ飛ぶぜ。PCR検査中。

おい、これ吸ってみろよ飛ぶぜ。PCR検査中。

さて、コトの始まりはとあるロケからでした。某雑誌にて、永遠の男の子アイテムを取材しておりました。このとき編集者氏、ライター氏、あてくしがとっかえひっかえ構えては狙い、ストックに頬付け、操作しては吟味、トリガーの感触にウットリ酔いしれる、というロケでした。

この日は無事に終え、編集社のクルマで帰路に。翌週からはそれぞれが別の業務に散るという、まあ普通の日常。あてくしも、週末からは千葉県の無観客ではじまった高校野球の撮影が入ったり、情報誌取材があったりとして過ごしておりました。

で、件のロケから5日目。なぁーんか「倦怠感」を感じるように…。まあ、このトシになれば倦怠感なぞ姿の見えない友達みたいなもん。いつものように、葛根湯をハードボイルド映画のように飲み散らかしてOKとしていたのですね。

ついにブラザーが発症。

画像: 入院直後。保健所のあのクソBAA、こんだけツライ人間入院させねえで覚えておけよ。むにゃむにゃ。(寝言)

入院直後。保健所のあのクソBAA、こんだけツライ人間入院させねえで覚えておけよ。むにゃむにゃ。(寝言)

そして6日目の朝。葛根湯はサプリ替わりになっていました。で、また同じ雑誌同じメンツでのロケ。と、ライター氏から「昨夜より39度の熱発、今日のロケは欠席」との一報。編集者氏と合流し、ロケを進めながらも「ライターさん大丈夫かねえ?」なんてチャーシュー弁当つついていたところ、午後になって「悲報!PCR陽性」との報告がライター氏より届く。

このとき胸騒ぎがするも、悲観と断定からは何も生まれないから、と業務続行し解散。…その夜。うーん、どう考えても熱っぽいのよね、ジブン。
それからの展開は急降下でした。あっという間に体温は38度越え。翌朝かかりつけ医に一部始終を電話報告→即PCR検査。解熱剤の服用で、この日一日はなんとか動くことはできました。

翌日8日目。熱による関節痛がとにかくツライ。でもって夕方、PCR検査結果=陽性との連絡アリ。でも、まだ余裕はありました。やがて保健所からも連絡あり。ぴえん。
ここで件の編集者氏に連絡入れると、ほぼ同時にそちらもPCR陽性が判明。ぱおん。

ゴネなければ死んでいたかも。イヤ、マジで。

画像: 栄養の隅からすみまでカンペキに管理された病院食。ただし熱で気持ち悪くて食欲がでない。

栄養の隅からすみまでカンペキに管理された病院食。ただし熱で気持ち悪くて食欲がでない。

9日目。ロケに病んで 夢は枯れ野を かけ廻る。 
10日目。高熱続きで身体辛い。保健所からパルスオキシメーターが届く。計ったら95を下回っていた。「パルスオキシメーターの数値が95を下回ればすぐに保健所に連絡くださいね」との指示だったので、すぐに連絡したところ「ああん、94か93ですかあ? あーたさまの普段の数値がねわからないんでね。でもね、入院は39度が4日ほどは続かないとねえ(原文ママ)」…で、散々すったもんだして夕方には救急車で総合病院に入院。

で、ここで分かったのは、(保健所の担当者によると思うのですが)僕のケースのようにクソBBAに当ったら怒クレーム入れてもいいと思います。39度で4日目なんて死ぬ寸前だぜ。95以下ってガイダンスはなんなんだよ、クソBBA。基本入院させないようにいなすのが役割と心得たクソBBAにはご注意くださいませ。クソが。

「タダの風邪」とはぜんぜん違いますから。

画像: 入院4日目にして調子こく筆者。鼻の酸素ホースはまあせっかく病院来てるんだから的につけてもらってる。ホント酸素でてんのかな?

入院4日目にして調子こく筆者。鼻の酸素ホースはまあせっかく病院来てるんだから的につけてもらってる。ホント酸素でてんのかな?

11日目。びょういんのシーツにくるまって点滴。
12日目。びょういんのシーツにくるまって点滴。キウイが美味しい。
13日目。やっと元気を取り戻しつつ。←いまココ。
と、いうのが大まかな闘病の流れです。ええ、誰でもかかるもんは罹りますよコレ。
よく言われる「タダの風邪」とはぜんぜん違います。あたしもなんどかインフルエンザかかってますが、コロナのほうが熱の期間が長く、そしてツライです。できればもうかかりたくないですし、みなさんにもかかってほしくないです。

この期間中、仕事で別の編集者氏にも一日車で一緒したので濃厚接触者にはなりましたが、マスクのお陰かPCR陰性で済んだのが幸いでした。運もあるでしょうが不織布マスク大切です。それではみなさん、ごきげんよう! あ、ニコンZ fcいいすよね!病床からスマホで眺めてました。

This article is a sponsored article by
''.