ひといですよねー、あのムック。
まずはお詫びから。先日、発売したムック「間違いだらけのレンズ選び」にて「パナソニックはマイクロフォーサーズと静止画はもう眼中にないっすね」的な見出しがありますが、間違っていました。訂正します。ことマイクロフォーサーズ機に関しては、しっかりやっていましたよ。
いえね、カメラ記者クラブ(あるんですよ、そういう組織が)での事前発表の冒頭で「GH5の2型です。キャッシュバックキャンペーンも用意しています」と聞いたとき、誰もが「モデル末期&在庫処分の叩き売り」とか思うじゃないですか、フツー。でもって、さらに「GH6も開発中です。年内発売を目指します」なんてシラーッと言われて…。
GH5の大ヒットで自信を深めましたー。
混乱しましたよ。常識的に考えて「GH6がもう少しで発売されます」って聞かされたら、GH5の2型だろうが買い控えるのがあったりまえじゃないですか。関西の商売人がそんな致命的なミスを犯すのか? 私が所有している「池田泉州ホールディングス」の株がダダ下がりなのはこれと関係があるのか? まあ、ほぼほぼ無関係だと思いますが。
その辺をマーケティングマネージャーの伏塚氏にお聞きしたところ、「GH6はいわば完全プロ機です。その辺の棲み分けはGH系ユーザーなら分かってもらえると考えています」とのこと。さらに「GH5ⅡはGH5よりも格段に進化しています。GH5ユーザーなら絶対に納得していただけるはずです」…いやー、そんなにすごいんっすか? 動画性能、よくわかりませーん。
さらに伏塚氏。「GH5デビュー時、当時のカメラ雑誌からは散々叩かれました。動画に振りすぎだのMフォーサーズでこんな高いカメラは売れないだの…。でも、実際はものすごく売れました。私たちは自信を深めました。うふふ」(意訳) 要はガッチリとお客さんを掴んでいるということですね。
ということで、詳しいスペックや性能ウンタラはメーカーサイトおよび「デジカメWatch」をご覧ください。ただね、「ボディとスマホだけでライブ配信が可能になった」というのは、それはそれは画期的なことだそうです。言われてみれば、そんな気もしますね。でも、困った人も出てきそうですが…。