「現場100回」とはちょっと使い方が違いますね。
いいですね、例のリコーの「一眼レフ宣言」! ミラーレスとか被写体認識とか、もう正直イヤなんですよ、ウンザリですわ、開発するのタイヘンだしぃ…とかグジグジ言わずに「一眼レフ宣言」ですべてを蹴散らかす潔さよ! その帰結たる光学ファインダーとかグリップへのコダワリをアピールするのに、「オンラインなんだか」では意味ナシですからね。
ということで、ワタシも気合い入れて早めに行ったんですが、タッチ&トライの「整理券」は2番目でした。1番は「デジカメWatch」さんです。さすがだ。やるな! 奇しくも千葉県が生んだ競輪界の英雄と同姓同名(あ、滝沢さんじゃないよ)。週末に結婚式を控えた松戸のS級シリーズ(20年くらい前)ではピンピンピンの完全優勝! まだ「競輪道」が輝いていた時代ですな。
光学ファインダーを褒めておけば間違いないかと…
まあ、最大のウリは倍率1.05倍の光学ファインダーですね。つい先日出たウチのムックでも「100個に1個」の歩留まりなのか、「100個目の試作にてGO」だったのか話題になってますので、ここは買って読んでください。立ち読みだと文字ばっかなのでタイヘンですよ。で、会場でも、K-1、K-3Ⅱと共に、実機でのファインダー像が確認できるようになっていました。
たしかにK-3Ⅱ(0.95倍)よりも大きくて、K-1とほぼ同じというか、遜色ないというか「イイ感じ」でした…。なんとも無難ないい方でスイマセン。でもこういうのって、公園とかでモデルさんを逆光で立たせて200ミリとかで覗いて感動するのが本当の姿かと…。それに、そもそも光学ファインダーを覗くってのが久々だったので。
連写に自信アリ。被写体認識は…。
秒12コマ連写なんて、いかにもペンタックスらしからぬスペックですが、たしかに空シャッターを切った限りでは「仕事している感」はありました。ちなみにAF-Cだとコマ速が少し落ちると言われましたが、数字は忘れました。グリップに関してもよく覚えていません。が、ボディがけっこう大きい割には抵抗なくホールドできていたような…。
LV時のAF測距ポイントの移動はそこそこのスピードで、十分に実用的であると感じました。で、LVと言えば顔認識ですね。別にツッコむつもりもなく、その場にいらしたリコーの方に振ったら「いえ、他社のミラーレスとかと比較はしないでください」と先に言われてしまいました。
次回はフィールドで撮影しましょうよ!
今回のタッチ&トライは、まだ画質の最終的な煮詰めが終わっていない(どこのメーカーでもありがち。発売のギリギリまで引っ張ること多し)ということで、K-3Ⅲによる撮影画像の持ち出しはNG。さらに感染症予防対策もあって、参加者を限定し、さらに複数回に分けて開催されました。ちなみにK-3Ⅲの発売時期はCP+2021の頃(2021年2月25-28日)を予定しているとのことです。