公益財団法人国際文化カレッジが主催する写真とカメラの実用知識検定「フォトマスター検定」の申し込みが受付中だ。申し込みの最終締め切りは9月18日(金)となっているので、申し込みを早めに済ませよう!

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フォトマスター検定についての過去の記事はこちらです。
第1回 
https://cameraman.motormagazine.co.jp/_ct/17368107
第2回
https://cameraman.motormagazine.co.jp/_ct/17376682

「公式テキスト」と「過去問題の解答と解説」を使っての学習が効率的!

公益財団法人国際文化カレッジが主催する「フォトマスター検定」の受験申し込み期間が1カ月を切った。受験する級も決まり申し込みを済ませた人は一先ず安心だが、まだの人は受験する級を速やかに決め急ぎ申し込むようにしたい。なぜなら、その後の学習に大きく影響しかねないからだ。受験する級が明確であれば、より効率よく的確な学習ができるのである。

その学習におすすめしたい参考書が、これまでにも紹介している「フォトマスター検定 公式テキスト」と、「フォト検 過去問題の解答と解説」である。主催する国際文化カレッジが発行する同検定のための参考書で、いずれも受験を予定する級の学習がしやすく作られている。

公式テキストはテーマ別で編集されており、項目ごとにわかりやすく紹介。3級/2級/準1級/1級の全級対応型で、テーマ別および級別に練習問題と解説も備わるなど充実した内容としている。ページ数は512ページ。サイズは持ち歩きに便利なB5判であるのもこの公式テキストの特徴だ。

通称“過去問”と呼ばれる後者はこれまで出題された問題とその解答で構成される。最新版は昨年の第17回と一昨年の第16回の問題と解答をまとめた「フォト検 過去問題の解答と解説7」となる。それ以前に開催された試験の問題と解答をまとめた過去問題集も6巻あるので、興味あればそちらも手に入れてみるとより写真やカメラに対する理解が深まることだろう。

画像: 左が「フォトマスター検定公式テキスト」。右はすべての級に対応している「過去問題の解答と解説」

左が「フォトマスター検定公式テキスト」。右はすべての級に対応している「過去問題の解答と解説」

いずれにしても参考書を購入したら、最後の追い込みとして学習の目標を立てるようにしよう。今年のフォトマスター検定試験日は11月15日(日)を予定するが、それまでに公式テキストや過去問に繰り返し目を通し、確実にマスターしていくとよい。

ちなみに昨年の実績では、のべ4,474人が受験し、合格率は3級が83.41%、2級72.68%、準1級49.12%、1級50.10%と言う結果である。1級や準1級の合格率の低さに加え、2級でも受験者4人に1人が、3級でも10人に1人以上が不合格となっている。受験に際しては紹介した公式テキストや過去問でしっかりマスターしておく必要があることは述べるまでもないだろう。

なお、あらためての説明となるが、フォトマスター検定は習得レベルに応じて4段階に分かれる。最も初歩的な出題の3級、その上の2級、さらにその上の準1級、そして最難関で検定最上位となる1級からなる。検定ではどの級からでも受験することは可能だが、まだ受験する級が決まってなければ公式テキストの進捗度合いや過去問を試した結果などから選択するとよい。

また、連続する2階級に限って同日のダブル受験が可能なのも知っておきたい。3級と2級、2級と準1級、準1級と1級の組み合わせで受験することができる。より上の級を今後目指す予定であれば、ダブル受験に挑戦してみるのもありだろう。

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申し込みはお早めに!

画像: フォトマスター検定の合格証

フォトマスター検定の合格証

フォトマスター検定の受験申し込みの締め切り日は9月18日(金)。この難関を突破すれば、その証としてフォトマスター認定カードが主催する国際文化カレッジより交付される。栄えあるフォトマスターとなれば、写真を撮ることや見ることがこれまで以上に楽しく、引いては写真の奥深さもより知ることができる。

また、友人や知人などに写真、カメラのことを教えたとき信頼性も上がることだろう。何より自分自身の知識の幅がより一層広がり、趣味として自信が持てるようになるはずだ。ぜひとも自分の写真やカメラに対する知識を確固たるものにし、この名誉を勝ち取ってもらえればと思うが、そのためにはまずフォトマスター検定の受験申し込みを忘れずに行いたい。

受験料に関しては下記のとおり。今年から学校関連の団体受験で3級を受験する学生・生徒に限り、受験料を3,500円とする団体学割価格が設定される。中高生や大学の写真部、写真関連の大学学部、専門学校等の学生などは注目だ。

3級:4,500円(団体学割3,500円)
2級:5,700円
準1級:6,800円
1級:7,600円
*いずれも税込。

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「フォトマスター検定」合格者の声

前回、第17回検定で合格され「成績優秀合格者表彰」を受けられた一部の方々の、『フォトマスター検定にチャレンジ、合格して感じたことや、今後どのように生かしていくのか』などについてのコメントを簡潔に紹介します。

◇3級 優秀個人賞 高橋 康男さん
「ストロボやフォトレタッチの基本も習得でき、知識が広がりました。写真が撮れるようになるだけでなく、人の撮った写真を理解できるようになり、より楽しさが深まりました」

◇ 2級 最優秀個人賞 大平 昌宏さん
「芸術や表現としての写真文化、歴史、特に様々な個性を持つ写真家の方々の作品に触れる機会やきっかけを持てたことは、今後のカメラライフと撮影技術の向上にとても役立ちそうです」

◇ 2級 優秀個人賞 小林秀範さん
「受験勉強の結果として、今まで点でしかなかった知識が線で結びつき、実際の撮影においても大きく役立ったことが実感できました。今後も日常を豊かにするフォトライフが送れるよう、楽しみながらスキルを磨いていきたいと思います」

◇ 2級 優秀個人賞 左近 優一さん
「私は家電販売員の仕事をしており、今回の受験で得た知識を生かし、お客様にとってよりわかりやすい、親切な接客ができるように心がけて行きたいと思います」

◇ 1級 最優秀個人賞 準1級 最優秀個人賞 大槻 正樹さん
「写真歴は長いものの、きちんとした勉強をしたことがなかったのですが、この試験に向けて勉強をしてみて、これまで曖味に頭に入っていた知識がきちんと整理できて、スッキリとした気分です」

◇ 1級 優秀個人賞 萩原 宙樹さん
「検定受験を通して、己の知識の弱い部分が補強でき、知識の幅が広がりました。今回新たに得られた、カメラ、写真にまつわる知見は、今後の業務や趣味の撮影にきちんと生かして行きたいと思っています」

解説:大浦タケシ

画像: 解説:大浦タケシ

宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経て、フォトグラファーとして独立。以降、カメラ誌及び一般誌、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。2004年10月、フォトマスター検定EX取得。

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