vol.53▶トヨタマGP 2020
ども。ご無沙汰しております。「月刊カメラマン編集してた部」の者です。なんと申しましょうか、本誌の休刊と新型コロナウイルス騒動のアレコレで、時空が微妙に歪んでしまった感があります。でも、なんとか戻ってきました。「まどか☆マギカ」も一気に観ました! ということで、幻となった月刊「カメラマン」2020年6月号の「トヨ魂」の原稿をリニューアル…っていうかー、文字数が多すぎるんで3回くらいに分けて配信します。 ココから先の文:豊田慶記

ニコン Z 50に持ち点全部を投じまスタ!

画像: 画像はイメージです。

画像はイメージです。

ついに発表になりましたね、本年度のカメラグランプリ。皆様はどのように感じましたか? 個人的には納得の結果で「でしょうね」というのが正直な感想です。ってことで、アレがソレなんで、今回は外部選考委員であるトヨタが1位から5位までの雑感と、どんな理由で投票したのか? をツラツラと語っていきたいと思います。
まずは実際にトヨタの投票から。投票用紙の原本見せて良いのか分かんないから、一字一句そのままこちらに転記します。
■カメラグランプリ2020大賞 投票用紙
1:ニコン Z 50  10点
◎選考理由
・コンパクトながら使い心地に十分に留意されたデザイン、サイズと画質のバランス。
・キットレンズのベンチマークに足るダブルズームキット
・ビギナーから経験者まで、あらゆるユーザーにとって撮影が楽しめるカメラになっている。
・外観デザインが良ければ申し分なし。

正常進化系のカメラには投票しませんことよ

画像: 画像はニコン提供のものです。

画像はニコン提供のものです。

いやーね、最後の最後までα7R IVとEOS-1D X MarkⅢには後ろ髪を引かれたのよ。でも、そうしませんでした。
ってのも、余程のことがない限り40万円以上の機材には投票しないと決めていますんで。余程のことってのは新しい提案。たとえばα9の超高速読み出し技術やニコンD3の高感度耐性みたいな「技術が表現に直結する」っていう、言わばメーカーから写真を愛する人に向けたプレゼントみたいなカメラには投票するけど、そうじゃない正常進化系のカメラには投票しないとここ数年は心に決めてます。
トヨタの基本的な投票基準としては、
・楽しいこと
・心地よいこと
・背伸びすれば手が届くこと
・新しい撮影体験があること
この4つが根幹です。
あと、GPの結果や他の選考者の考えを否定するものじゃないので、そこんトコのご理解、どうぞよろしくお願いします。次回は、投票結果の1位から5位までを、好き放題に分析させていただきます!(続く)

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