第45回(2019年度)「木村伊兵衛写真賞」(主催:朝日新聞社、朝日新聞出版/特別協賛:ニコンイメージングジャパン)の受賞者が、片山真理氏と横田大輔氏に決まった。

片山真理

◎対象作
写真集:『GIFT』(ユナイテッドヴァカボンズ)
展示:「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 企画展『May You Live in Interesting Times』」(2019年5月11日~11月24日)

画像: bystander #023 2016

bystander #023 2016

1987年、埼玉県生まれ。群馬育ち。2012年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断。身体を模った手縫いのオブジェや立体作品、装飾を施した義足を使用し、セルフポートレートを制作。歌手、モデルとして、また執筆、講演など、多方面で活躍している。

画像: 片山真理

横田大輔

◎対象作
写真集:『Sediment』(私家版)
展示:「The Second Stage at GG #50 横田大輔展『Room. Pt. 1』」ガーディアン・ガーデン(2019年5月14 日~6月22日)

画像: 『Sediment』から

『Sediment』から

1983年、埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。2010年に第2 回写真1_WALL グランプリ、13 年にOUTSET|UNSEEN Exhibition Fund、16 年にFoam Paul Huf Award受賞。『VERTIGO』『MATTER/BURN OUT』ほか数多くの写真集を発行。

画像: 横田大輔

木村伊兵衛写真賞について

日本の写真文化の発展に尽くした故・木村伊兵衛氏の業績を記念して1975年に創設された写真賞。国内外を問わず、1月から12月までに写真の制作・発表活動において優れた成果を挙げた新人の写真家を対象とし、第44回までに55人の受賞者を世に送り出してきた。選考にあたって写真関係者から候補者が推薦され、選考委員会で受賞者を決定した。選考委員は、石内 都、鈴木理策、ホンマタカシの写真家3氏と、作家の平野啓一郎氏。

受賞作品展について

受賞作品展は、東京・新宿のニコンプラザ新宿THE GALLERY、 およびニコンプラザ大阪 THE GALLERYで開催予定。なお、今回の授賞式は、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて見送られることとなった。

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