富士フイルムはインスタントカメラinstax(インスタックス)シリーズの中で、特に人気の高いエントリーモデルを改良して「instax mini 11(イレブン)」として、2020年4月上旬に発売する。価格はオープン(市場想定価格は7800円前後・税別)。
日本では発売当初から20年以上にわたり「チェキ」の愛称で親しまれているが、このインスタントカメラ「instax」シリーズは世界100カ国以上で販売されている人気商品だ。ファッション性や携帯性を追求しながら、カメラビギナーにも分かりやすい操作性でロングセラーとなっている。
今回の「mini11」にはシャッターボタンを押すだけでカメラが自動で周囲の明るさを感知し、撮影シーンに合わせて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量を調整する「オート露光機能」をエントリーモデルとしては初搭載。
また、電源を入れた後にレンズ先端部を一段引き出すだけで、セルフィー撮影や接写に最適な「セルフィーモード」も簡単に楽しめる。
カラーバリエーションは淡い色調の5色(左からブラッシュピンク・アイスホワイト・スカイブルー・ライラックパープル・チャコールグレー)。さらにシャッターボタンに取り付け可能な2種類のボタンアクセサリーで好みに応じたボタンデザインに変えることができる。
フィルムも2種類、4月上旬発売。
instax miniと同時にフィルムも2種類発表された。大理石調の絵柄をフレームにあしらったミニフィルム「BLUE MARBLE(ブルーマーブル)」(写真下)と、スクエアフィルム「WHITE MARBLE(ホワイトマーブル)」も4月上旬に発売する。
ミニフォーマットフィルム「BLUE MARBLE(ブルーマーブル)」の価格は790円(税別)、スクエアフォーマットフィルム「WHITE MARBLE(ホワイトマーブル)」の価格は1250円(税別)となっている。