特徴
A3ノビ対応機の「SC-PX1V」は、現行モデルのA4対応顔料機「PX-G930」より横幅2cm、高さ8mmしか大きくなく、わずかなサイズアップでA4からA3ノビサイズに移行・ステップアップできる。
同じくA2ノビ対応機の「SC-PX1VL」は、従来のA3ノビ対応機と同程度のスペースに置ける大きさで、家庭でも半切、A2サイズの作品プリントが手軽に出力できる環境が手に入るようになる。
画質的な特徴は、両機種とも新たな色のインク「ディープブルー」を採用し、合計9色のインクを装着すること。これにより、青の色域が拡大し色再現が鮮やかになるとともに、モニターの発色により近くなりレタッチがスムーズになる。また、顔料インク機での光沢プリントの特徴である黒インクの部分のザラつきによる乱反射を、LGYインクでオーバーコートし「漆黒」を再現する機能(ON/OFF可)を搭載しており、光沢プリントの暗部が締まり、見栄えが良くなる。
◎コンパクト化により、現行機と同サイズ以下、もしくはわずかなサイズアップで、ワンランク以上のプリントサイズに移行が可能。
◎新インク「ディープブルー」により9色インクとなり、青の色域が拡大。
◎黒の顔料インクの乱反射をオーバーコートにより抑える「漆黒モード」を搭載。
◎高級感と精密感を演出するシャープな本体形状と、デザイン性を重視した給・排紙サポート。
◎カバーを閉めたままで印刷状況を観察できる機内照明を搭載。
◎印刷中の作品画像を表示するほか、印刷設定やステータス確認などを行える4.3型液晶タッチパネルを搭載。
◎ロール紙を「置くだけ」の自動給紙に対応したロール紙ユニット(SC-PX1VLはオプション)。
◎フォトブラック・マットブラックの専用ノズル化(従来機はインクの切り替えが必要で、その際に給送分を消費)。
◎iPadによるカラーマネジメントが可能に。各種ペーパーによる発色を再現予定。アプリ「Epson Print Layout」を使用(開発中)。
エプソン SC-PX1V(A3ノビ対応)
インク:9色顔料、独立型インク
対応用紙サイズ:L判、KG、2L判、ハイビジョン、六切、四切、A6縦~A3ノビ縦
対応ロール紙:A4(210mm)~A3ノビ(329mm)幅
ネットワーク:10BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.11b/g/n/a/ac(Wi-Fi 5)
USB:Super-Speed USB×1
外形寸法(収納時):(幅)515mm×(奥行)368mm×(高さ)185mm
外形寸法(使用時):(幅)515mm×(奥行)769mm×(高さ)420mm
重量(本体のみ):12.6kg
価格:オープン 予想市場価格:8万円台後半(税別)
発売日:2020年5月28日(木)予定
エプソン SC-PX1VL(A2ノビ対応)
インク:9色顔料、独立型インク
対応用紙サイズ:L判、KG、2L判、ハイビジョン、六切、四切、半切、A6縦~A2ノビ縦(17インチ)
対応ロール紙:A4(210mm)~A2ノビ(431.8mm)幅 ※ロール紙ユニットはオプション
ネットワーク:10BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.11b/g/n/a/ac(Wi-Fi 5)
USB:Super-Speed USB×1
外形寸法(収納時):(幅)615mm×(奥行)368mm×(高さ)199mm
外形寸法(使用時):(幅)615mm×(奥行)905mm×(高さ)520mm
重量(本体のみ):14.8kg
価格:オープン 予想市場価格:15万円台後半(税別)
発売日:2020年5月28日(木)予定