次の世代を担う写真家を発掘すべく2017年に始まった「SHINES」は今回で第2回(隔年開催)となる。年齢や経験、プロアマを問わず広く応募し、最終選考会が2019年12月1日(日)10:00より東京・品川キヤノンSタワー3階で開催された。
「SHINES」とは?
「輝く(SHINE)才能を見つける、輝いた人たち=SHINESを見つけたい」という想いから生まれたプロジェクトで、開催は2年に1度。同社が主催する「写真新世紀」がフォトコンテストであるのに対し、「SHINES」は「写真家を発掘する」オーディション。グランプリや賞品などは設けておらず、写真集作成が受賞者へのプライズとなる。
第2回ファイナリスト16名は以下。プレゼンテーション順(50音順・敬称略)。
榎本八千代、王露、川端嘉文、魏子涵、草彅裕、高木美佑、高橋良爾、高橋佳沙音、土屋じゅり、野見山大地、長谷康平、原田涼太、本間真琴、宮田裕介、夢無子、矢島公雄の16名。
写真(下)は矢島公雄さんのよるプレゼンテーションの模様。SHINESは作品だけでなく、言葉による訴求力も重要となる。
入選者は以下6名!※は選出委員(敬称略)
1.夢無子
※江川賀奈子(代官山 蔦屋書店アートコンシェルジュ)/川本康(コマーシャル・フォト統括編集長)
2.草彅裕
※梶川由紀(何必館・京都現代美術館キュレーター)
3.本間真琴
※品川一治(映像プロデューサー)
4.王露
※濱中敦史(twelvebooks)
5.矢島公雄
※マーク・ピアソン(禪フォトギャラリー)
6.魏子涵
※町口覚(グラフィックデザイナー/パブリッシャー)
▲2人の選考委員が夢無子さんを選んだ。
▲前列は入賞者6名(敬称略)。左から夢無子、草彅裕、本間真琴、王露、矢島公雄、魏子涵。後列は選考委員(敬称略)左から江川賀奈子(代官山 蔦屋書店アートコンシェルジュ)、川本康(コマーシャル・フォト統括編集長)、梶川由紀(何必館・京都現代美術館キュレーター)、品川一治(映像プロデューサー)、濱中敦史(twelvebooks)。