昨年秋に販売終了となった富士フイルムの黒白フィルムだが、販売継続を望む声が多く寄せられたことを受け、ネオパン100 ACROS IIとなって復活する。35mmサイズとブローニーサイズの2種。発売は2019年11月22日。価格はオープンで35mmサイズ、ブローニーサイズともに実売950円(税別)。
ネオパン100 ACROS IIは原材料の入手困難になった代替品の研究や新たな原材料に合わせた製造プロセスの抜本的な見直しにより、アクロスⅡの開発、販売の実現に至ったという。
富士フイルム独自の「Super Fine-Σ粒子技術」を採用することにより、感度ISO100の黒白フィルムとして世界最高水準の粒状性を実現。従来の「ネオパン100 ACROS」に比べ、ハイライト部の特性を見直し、階調をメリハリのある設計とし、立体的な階調再現が可能になった。また、世界最高水準のシャープネスにより、被写体の輪郭を強調した描写が可能という。35mmサイズ、ブローニーサイズともに1本ずつの販売となる。