※富士フイルムHPより抜粋
真冬には2メートルの豪雪にもなる厳しい小谷村の自然の中で、山の恵みを糧に暮らす人々や自然の風景を、作者は本能のままにシャッターを押し続けました。研ぎ澄まされた眼差しと優れた色彩感覚で表現された作品は、山に生きる人間と生き物の関係をとらえ、彼女自身の小谷村を表現したとして、選考委員会で高く評価されました。煩雑な現代社会に生きる私たちに、いのちと向き合う、いのちをつなぐとはどういうことなのか、人間の生き方の根本について考えさせる作品です。
![画像1: 第28回林忠彦賞受賞記念写真展 野村恵子「Otari-Pristine Peaks(オタリ プリスティン ピークス) 山霊の庭」 ●開催中〜2019年4月25日(木)●於:フジフイルム スクエア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2019/04/22/7588a254842ebf4082b0c786500155b1e00873f1_xlarge.jpg)
![画像2: 第28回林忠彦賞受賞記念写真展 野村恵子「Otari-Pristine Peaks(オタリ プリスティン ピークス) 山霊の庭」 ●開催中〜2019年4月25日(木)●於:フジフイルム スクエア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2019/04/22/9c21ae4854a18df5c405db830f41e64bf0fef215_xlarge.jpg)
野村恵子
兵庫県神戸市生まれ。現在、東京在住。LA、NewMexico州、Santa Feにてワークショップ等で写真を学ぶ。
1992年 同志社女子大学英文学部中退
1994年 大阪写真専門学校(現・ビジュアルアーツ専門学校・大阪)卒業後、渡米。
1995年 帰国。ベトナムの撮影を始める。
1996年 初めての写真展「越南花眼」以後、本格的に写真家としての活動を開始。
1997年 コニカプラザ「新しい写真家登場」特別賞受賞。
1999年 日本写真協会新人賞受賞。
2001年 東川賞新人作家賞受賞
![画像: 野村恵子](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2019/04/22/0a7abc9d7847b573b706b4f9940ae9dc5a055355_xlarge.jpg)
林忠彦賞
戦後写真界に大きな足跡を残した写真家・林忠彦(山口県・周南市出身)の多彩な業績を記念し、周南市と公益財団法人周南市文化振興財団が1991(平成3)年度に創設したもの。林忠彦は戦後、焼け跡の中から「太宰治」「坂口安吾」など、無頼派の生の群像をとらえ世に出て以来、「カストリ時代」「日本の作家」「東海道」など、わが国の写真史に残る重厚な作品を次々に発表、生涯にわたって新しい写真表現に挑み続けた。時代を共有する写真を撮り続けた林忠彦の精神を継承し、それを乗りこえ未来を切り開く写真家の発掘を目的に、毎年プロ・アマチュア問わず作品を募集。その受賞作品を展示している。
フジフイルム スクエア
![画像: フジフイルム スクエア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783155/rc/2019/04/22/c982b87e3bcc8064597204084798244a7847d8b2_xlarge.jpg)
●富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1●〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番地3号 東京ミッドタウン●10~19時 ●無料