「街のあちらこちらに残る昭和の光と影を、いかにモデルに馴染ませるか!」
(ハヤシアキヒロ)
地元出身のカメラマンであるハヤシアキヒロ氏がアーケードからこぼれる光を利用して「光の捉え方」を解説する。参加者はみな真剣な眼差しだ。商店街の協力を得ているので広い場所で座り込んでの撮影もできた。「街のあちらこちらにいまだに残る昭和の光と影を、いまを生きるモデルさんをいかに撮り、馴染ませるか、それが今回のテーマ。この岐阜ポートレート撮影講習会は柳ヶ瀬だけにとどまらず、定期的に岐阜県内のあちらこちらで開催予定です。今後の告知をチェックしてみてください」(ハヤシアキヒロ)
「美川憲一のヒット曲に唄われる街として知名度も高い岐阜・柳ヶ瀬。昭和の匂いを色濃く残しつつも、中心街空洞化の波を受け、精彩をも欠き、近年では都市再生緊急整備地域の指定を受け、再開発計画が動き出している。
街のあちらこちらにいまだに残る昭和の光と影を、いまを生きるモデルさんをいかに撮り、馴染ませるか、それが今回の撮影会の大テーマ。そんな私も高校生までは、柳ヶ瀬が地元。あんなこと、こんなことととても懐かしい気分で講習ができました」(ハヤシアキヒロ)
巨大なアーケード、小路、廃墟、レトロな飲み屋の看板…昭和の匂いを色濃く残す商店街は、少し歩くだけで様々なシチュエーションに遭遇する、まさにポートレート撮影ロケ地の玉手箱や! 老若男女約25名の参加者は、8月の岐阜の酷暑をものともせずに汗を流しながら撮影会を楽しみまくったのだ。
ただ残念なことに、柳ヶ瀬商店街の一部はあと5年ほどで再開発する予定とのことで昭和の味わいを残す建物がまた消えていってしまう。この撮影会、今後も続ける予定なので、ぜひとも柳ヶ瀬商店街を味わってほしい。
「来年130周年を迎える昭和レトロな柳ケ瀬商店街は作品撮りに向いてます!」
(岐阜ご当地タレント&柳ケ瀬商店街のマスコットガール・やながせゆっこ)
「岐阜ご当地タレント&柳ケ瀬商店街のマスコットガールの『やながせゆっこ』です!
岐阜写真セミナー撮影会のモデルをさせていただきまして、ありがとうございました。とっても楽しかったです!
岐阜・柳ケ瀬商店街は来年に130周年を迎える歴史ある商店街です。昭和レトロな空間とともに味わい深い雰囲気を醸し出しているため、どの場所も作品撮りに向いていると思いました。
撮影会の中でビックリしたことは、同じ場所での撮影でも光の当て方や角度を変えるだけでまったく異なる表情に写ったことです。カメラ1台1台に違う私が写し出され、ものすごく感動しました! 商店街の魅力とともに、カメラ撮影の楽しさ、カメラマンの皆様の優しさを感じることができた素敵な撮影会でした。
私自身、今後もタレントだけでなくモデルとしても成長していきたいです。貴重な機会をありがとうございました。これからも笑顔いっぱいでゆっこー!」
「ストロボを使って、うまく自撮りができました!」(木嶋のりこ)
▲上の写真の撮影風景。木嶋のりこさんが、ストロボを使って自撮りしている。
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