パナソニックは8月23日、新たにフォーサーズ・20MPセンサーを搭載した高級コンパクト・LX100 Ⅱを発表。ボディ価格は11万5000円前後(税抜)を想定している。
GX7 MarkⅢと同じ20Mセンサーを搭載!
前モデルLX100との大きな違いは、フォーサーズ20Mセンサー(LX100は16MP)とタッチパネルの新採用。
総画素数2177万画素(有効画素数1700万画素)の4/3型センサーは同社のGX7 MK3と同じとのことなので、さらなる高画質を手に入れたことになる。
タッチパネルは現行の大型液晶採用カメラには欠かせない機能のひとつ。撮影時と再生時の操作性が飛躍的に向上していることは言うまでもない。
さらなる進化点としてはFnボタンを3個→10個に増強、4K PHOTO技術を生かしての“フォーカスセレクト”や“軌跡合成”などなど、レンズ交換の上位機と同じ機能が盛り込まれている。
LX100ならではの個性と高級感は健在。
LX100といえば、レンズマウント部の「アスペクト切り替えスイッチ」が大きな持ち味。もちろん、アスペクト比の変更は他のカメラでも可能だが、いちいちメニュー画面から入って…なんてまどろっこしいプロセスを経ることなく、その時の直感で瞬時に切り替えられる。これは正解。
もちろん画角が変わらない「マルチアスペクト機能」は継続。さらに迷った時のための「アスペクトブラケティング」も心強い。
グリップ部のシボ感とアナログ操作系レイアウトが醸し出す高級感も健在、というか実物は高品質そのもの。このカメラを手にしている人を見かけたら、スマホで写真を撮っている自分が恥ずかしくなりますね。