「フォトマスター検定」とは、公益財団法人国際文化カレッジが事務局となって主催する民間資格。同財団法人は、長年通信教育による写真講座を開講しており、さらに全国公募の写真コンテスト「総合写真展」を例年開催している団体だ。フォトマスター検定は、カメラ・写真に関する理解度に応じ最下位の3級から2級、準1級、1級、そして最上位EX(エキスパート)と5つの級に分かれ、検定に合格するとそれぞれのフォトマスターであることを証明する認定カードが交付される。カメラ大型量販店など店員がこのカードをネームホルダーに入れ、誇らしげに首から下げていると姿を見たことがあるひともいることと思う。カメラがフィルムからデジタルへとなってカメラ・写真の知識が格段に必要になってきているが、検定は自分の習得レベルを知る機会であるとともに新たな知識を得るよいチャンスでもある。何より、カメラ趣味・写真趣味と一生付き合っていくうえで目標や励み、さらにはやる気を引き出すものとなること請け合いだ。
画像1: 写真力の証 フォトマスター検定にチャレンジしよう!
画像2: 写真力の証 フォトマスター検定にチャレンジしよう!

はじめての人は3級から、複数受験も可能!

そのフォトマスター検定は、規定上どの級からでも受験可能だが、経験や知識などに関係なくまず一番下位の3級からスタートした方が良いだろう。この級はカメラ・写真に関する基本的な知識および技法に関するものが出題される。そのため日頃写真を楽しみ、カメラ関連の雑誌やムックなど見てればそう難しいものではない。ベテランのカメラマンにとっては少々やさしすぎることがあるかも知れない。ただし、出題される問題の内容や傾向など知っておくためには、いくつか発売されているフォトマスター検定のための問題集を一通り目を通し確認する必要があるだろう。

その上の2級については、中級レベルの知識および技法に関するものが出題される。この級になるとベテランでも問題集を開き勉強しなければならなくなる。手強くなるが、その分このクラスの知識を身につけておけば、撮影では基本的な部分に関して悩むようなことはなくなるはずだ。なお、初めてこのフォトマスター検定を受ける場合、知識と技法に自信のある写真愛好家は、午前中に3級を受け、続けて午後に2級を受けることも可能。 3級では物足りなく思う受験者はぜひ同日に2級を受けることをオススメする。

準1級、1級になると高度な知識と技法、そして経験が必要になってくる。このクラスになるとカメラや写真ばかりでなく、画像のレタッチやフィルム、印画紙の現像に関するもの、あるいは写真の歴史や写真にまつわる時事問題なども出題される。そのため、どのような問題が出題されるか予測が難しく、先に紹介した問題集を開きコツコツと設問を丁寧に、そして確実に解いていくとよい。もちろん受かったときの達成感はこれまで以上だ。

画像: はじめての人は3級から、複数受験も可能!

申込み締め切りも迫ってきました!

今年(平成30年)のフォトマスター検定試験日は11月18日(日)。本テキスト出稿日からカウントするとあと3ヶ月ほどとなる。繰り返しとなるが、いずれの級を受験するにしてもフォトマスター検定のための問題集を開き、それまで繰り返ししっかり学習すれば今からでも全然遅くはない。むしろ、その結果は必ずついてくるはずなので、興味ある向きは写真力の証として前向きに受験を検討してみてほしい。なお、受験申し込みの締め切り日は9月25日(火)なので、その日までに受験の手続きを忘れずに!

画像: 申込み締め切りも迫ってきました!

写真を楽しく学んで写真力をアップ!

写真に限らずなんとなく理解していても言葉でうまく説明できないことやうろ覚えの知識ということもありますよね。そんな時はすぐに言葉の定義を再確認。

写真を学ぶなら、この機会にぜひフォトマスター検定に挑戦してみてはいかがでしょうか?受験の詳細や過去問題集につきましては下記までお問い合わせを!

お問い合わせ

フォトマスター検定事務局

03-3361-2505

(9:00~17:00 土・日・祝日・年末年始を除く)

画像1: 写真を楽しく学んで写真力をアップ!
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文:大浦タケシ

宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマン、デザイン企画会社を経て、フォトグラファーとして独立。以降、カメラ誌及び一般誌、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。2004年10月、フォトマスター検定EX取得。

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