不良っぽさが匂いたつストリートスナップが強烈な印象に残るスナップの名手・元田敬三氏が撮影したキューバの作品展が、東京ミッドタウン本社1階 フジフイルムスクエアで開催されている。
画像: キューバの首都ハバナのストリートに佇む被写体の方も、どこか不良っぽさが漂う。国を超えた、元田氏ならではの感性に引っ掛かった人たちなのだろう。 fujifilm-x.com

キューバの首都ハバナのストリートに佇む被写体の方も、どこか不良っぽさが漂う。国を超えた、元田氏ならではの感性に引っ掛かった人たちなのだろう。

fujifilm-x.com
画像: 元ボクサー、最初は心が通わなかった女性…撮影するに至った被写体との関係性が面白い。

元ボクサー、最初は心が通わなかった女性…撮影するに至った被写体との関係性が面白い。

*富士フイルムHPより
「大学卒業後、1995年大阪の路上を撮り始め、1997年に上京、東京を中心に日本の都市の路上を撮影。ストリートを歩いて心が少しでも動けばシャッターを切る。
相手が人であるなら話し掛け、その人の心のうちまで見ながら撮影する。そんなスタイルで撮影をし続けています。
昨年秋と今年春にキューバへ渡航。人々の笑顔や歴史のある町並み、そして古き良きアメリカのクラシックカーを背景に是非、自分の撮り方で写真を撮ってみたいそんな思いから渡航しました。
猛烈な太陽の元、首都ハバナのストリートを連日GFX 50SとX-E3を手に歩き回りました。キューバの母国語はスペイン語ですが、片言の英語と関西弁でたくさんの人に話し掛け、路上でお酒を呑んだり、笑ったり、喧嘩したり、時に自宅で夕食をご馳走になったりしながら毎日を過ごしました。偶然か必然かいくつかの出会いが写真となり新たな現実となり永遠となる。
僕の記憶が他者の記憶と重なり膨張するような感覚があります。ハバナの過去は六本木で現在となり未来となる。HABANAの街の熱い写真を熱いキャプションと共にお楽しみください」

●2018年8月3日(金)~ 8月23日(木)●10:00 - 19:00 (入館は18:50まで)、無休(年末年始除く)●富士フイルム 東京ミッドタウン本社1階 フジフイルムスクエア内

※8月18日(土)17:00~写真展併催イベントとして元田敬三氏によるギャラリートークを開催 。

※2018年8月1日(水)~8月31日(金)まで、関連ギャラリーの「富士フイルムイメージングプラザ」にて元田敬三氏と七咲友梨氏による「STREET SNAP」も同時開催。

元田 敬三

[KEIZO MOTODA]

画像: 元田 敬三

1971年、大阪府生まれ。路上写真家。桃山学院大学経済学部卒業。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。東京ビジュアルアーツ非常勤講師。大阪時代の1995年に35㎜で、路上人物の撮影を開始。1997年に上京してからは中判カメラでも撮影。1996年から写真展、企画展を毎年のごとく開催。写真集も精力的に発刊。第33回準太陽賞受賞。

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