本誌6月号「ジャンル別プロの撮影極秘テクニック」にも寄稿していただいたMANA 野元学氏の写真展がリコーイメージングスクエア新宿で開催されている。MANA 野元氏は世界自然遺産・小笠原諸島の撮影がライフワークで、ザトウクジラの繁殖や子育ての様子が美しいプリントで展示されている。
(リコーイメージングHPより)
「東京から南へ1,000km。
飛行場はなく6日に一便の定期船で24時間掛けて辿り着く亜熱帯の島・小笠原諸島。世界自然遺産にも登録された自然豊かな小笠原諸島には『ボニンブルー』と呼ばれる濃く青い美しい海が広がっています。
『東京・TOKYO』といえば日々進化を続ける大都会のイメージがありますが、その東京には美しい海と『クジラの楽園』があったのです。楽園には毎年冬になるとザトウクジラたちが繁殖・子育てのために帰って来ます。神々しささえ漂わせる巨大なザトウクジラに魅せられた私は、長年に渡りその迫力の姿や仲良く寄り添う母子クジラの姿など様々なクジラの姿を撮影してきました。
美しい海とクジラの楽園がいつまでもそのままであることを願うと共に、作品をご覧いただき、東京都にある世界に誇れる美しい海、生物の驚異、海の重要性、自然共生なども感じていただければ幸いです」
MANA 野元学
1986年に拠点をハワイに移し、その後フリーランス・フォトグラファーとして活動を始める。1993年より足繁く小笠原諸島に通い、ライフワークである世界自然遺産・小笠原諸島の撮影を開始する。